紙の本を楽しむための製本特集『デザインのひきだし54』が発売。

書籍『デザインのひきだし54』の魅力を探る

2024年2月にリリースされる『デザインのひきだし54』は、こだわり製本をテーマにした特集号です。自身のデザインをどのように印刷し、加工するかを理解することは、現代のデザイナーにとって必須のスキル。この特集では、日本で可能な製本技術やサンプルが数多く紹介されるため、本づくりに関心のある人々にとって、貴重な情報源となることでしょう。

特集内容の新旧

この号の特集タイトル『今までの製本と、これからの製本と。』は、デザイナーやクリエイターが求める「紙の本」に関するニーズに応える形で構成されています。電子書籍全盛の中、あえて「紙の本」に焦点を当てることで、製本や印刷、紙にこだわりたいという熱い要望に応えています。特に、現在日本で実現可能な多様な製本方法が盛り込まれており、実物サンプルも多数用意されているため、利用者は視覚的にその特性を理解することができます。

製本の技術と未来

誌面には、180度以上開く製本や、小ロットで製本が可能な特殊な製本、そして小口加工にこだわった実例などが豊富に紹介されます。また、流行の技術「攻め箔」を使用した表紙も見逃せません。金とストロベリーカラーの素晴らしいデザインは、繊細な模様を施すことができる新たな印刷技法の一例です。

製本の未来を見据えるこの特集号は、製本に興味がある人々にとって、実用的でありながらも刺激的な内容を提供しています。折加工に関する詳細な解説も含まれており、実際に手に取って体験できる折りサンプルも付録として用意されます。

楽しみなコンテンツたち

連載コーナーには、特に注目すべき企画が盛り込まれています。たとえば、『もじモジ探偵団』では、デコトラの魅力的な文字アートを研究し、このアートがどのように作られているのかを徹底的に探求していきます。また、編集部のPICK UPセクションでは、「バルキーボール」シリーズといった注目商品も紹介されるため、デザイン業界のトレンドに触れられる機会を提供しています。

書籍情報と発売日

『デザインのひきだし54』の発売日は2024年2月で、価格は2,750円（税込）。内容の魅力を最大限に引き出すために、様々な実物サンプルが附属するので、ぜひ手に取って読んでみてください。特に製本やデザインに興味がある読者にとって、今号は情報満載の一冊となること間違いなしです。この本を通じて、“紙の本”の新たな魅力を発見し、こだわりの製本技術を学びましょう。