新たな取材のカタチ、ロケコーディネートとは
一般社団法人公民連携推進機構(C+G)が、動画クリエーターやインフルエンサー向けに「ロケコーディネート」の無償提供を開始しました。この新しいサービスは、様々なメディアで活躍するクリエーターたちに、取材や撮影をスムーズに行えるようサポートすることを目的としています。特に、YouTuberやTikToker、Instagramで活躍するインフルエンサーなど、幅広いジャンルのクリエーターが対象となります。
具体的なサポート内容
ロケコーディネートでは、クリエーターから寄せられた相談内容に基づき、公民連携推進機構が地方自治体の観光担当部署と連携。在住のクリエーターやインフルエンサーが希望する取材場所や日時に応じて、必要な手配を行います。これには、取材先への事前説明や予約手続きが含まれます。結果として、当日の取材や撮影が滞りなく進められるよう、万全のコーディネートを行います。
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実績に見るコーディネート事例
これまでに、実際に行われたコーディネートの例として、Youtuberのゾウさんパクパクさんと武士飯さんが挙げられます。彼らは、和歌山県那智勝浦町での取材を実施。地元の観光企画課と協力し、当日水揚げされた「30kgの生まぐろ」をその場で解体し、完食するという驚きの企画が成功しました。他にもアジ釣りや飲食店でのドッキリ企画など、合計で10本以上の動画制作が行われました。
取材コーディネートの重要性
地方自治体への取材申請は、時に心理的なハードルを感じるもの。しかし、C+Gでは過去に奈良県宇陀市や和歌山県那智勝浦町でのコーディネートを通じて、魅力的な取材の機会を提供してきました。宇陀市では特別に「日本遺産室生寺」での体験や、アニマルパークの貸し切り撮影を実現。また、那智勝浦町では漁船チャーターを通じたアジ釣りや、熊野那智大社への参拝などが行われました。
対象となるクリエーター
このロケコーディネートは、動画クリエーター(YouTuber、VTuber、TikTokerなど)やインフルエンサー(Instagram、X等)だけでなく、作家やアーティストの創作活動、タレントなど幅広いクリエイティブな活動をサポートします。ただし、迷惑行為やアダルトコンテンツに関連するリクエストは受け付けませんのでご注意を。
組織概要
一般社団法人公民連携推進機構は、東京都港区に拠点を置き、2023年に設立された新しい組織です。代表理事には、高瀬亜富弁護士が就任しており、地域とクリエーターをつなぐ架け橋となることを目指しています。詳細な情報やお問合せは、
こちらの公式サイトをチェックしてください。
まとめ
ロケコーディネートは、クリエーターと地方自治体の交流を深め、新たな発信の場を提供します。取材のハードルを下げ、より多くの素晴らしいコンテンツが生まれることを期待しています。