日下明の宮沢賢治
2025-03-14 10:59:34

日下明が描く新たな宮沢賢治の世界!愛蔵版童話集出版決定

日下明が描く新たな宮沢賢治の世界!



2025年3月13日、待望の『愛蔵版宮沢賢治童話集』が発売される。この豪華な愛蔵版は、イラストレーター日下明の美しいカラー画で構成され、宮沢賢治の豊かな世界を楽しむことができる一冊だ。

宮沢賢治の名作17選を収録



本書には、賢治の代表作から厳選された17作品が収められている。『100年読み継がれる名作宮沢賢治童話集』に含まれる14編の他に、傑作短編「グスコーブドリの伝記」、故郷岩手の伝統舞踊に思いを込めた「鹿踊りのはじまり」、最愛の妹トシとの別れを詠った「永訣の朝」など、珠玉の作品が揃っている。

豪華な装丁とイラスト



特筆すべきは、箔押しが施された豪華なケースと、サイトヲヒデユキによる美しい装丁である。賢治が追求した“ほんとうの幸い”を反映したデザインは、静謐ながらも幻想的な印象を与え、ページをめくるたびに心を奪われる。本書を手にすることで、賢治の童話の世界へと誘われる感覚を味わえるだろう。

多世代に楽しめる内容



全ての作品には、難解な漢字にふりがなが付けられ、注釈も用意されており、10歳の子どもからシニアまでが楽しめる配慮がされている。どんぐりと山猫や銀河鉄道の夜といった名作を通じて、賢治の世界観に触れ、自らの生き方を問いかけられる一方で、全世代に受け入れられる普遍的なテーマが込められている。

永久の未完成、賢治の哲学



監修を務める小埜裕二教授が語るように、賢治は「永久の未完成これ完成である」という言葉を残した。その言葉は、彼の表現が生涯にわたる探求の結果であることを示している。本書の中には、生前未発表の作品も多く含まれており、賢治が生涯を費やした創作の意義を再確認することができる。

音楽とのコラボレーション



巻末には、日下明と谷口有佳が加入するユニット「repair」による、賢治作品をイメージした音楽3曲(QRコード付き)が特別掲載される。「よだかの星」をはじめとするこれらの楽曲は、物語の情動と微妙に融合し、聴く者に深い感動をもたらす。音楽と童話が相互に影響し合うことで、賢治のテーマがより鮮明に表現される。

購入情報



『愛蔵版宮沢賢治童話集』は、株式会社世界文化社から発売される。B5変型448ページ、定価は4,950円(税込)である。この貴重な一冊を手にすることで、賢治の名作に新たな体験を加えることができるだろう。

リンク:

宮沢賢治のファンや、新しい感動を求める読者にとって、『愛蔵版宮沢賢治童話集』は必見の一冊となることだろう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: 宮沢賢治 愛蔵版 日下明

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。