TuneCore JapanがSpotifyへのミュージックビデオ配信を開始
音楽デジタルディストリビューションサービスのTuneCore Japanは、本日、音楽ストリーミングサービス『Spotify』でのミュージックビデオの配信を開始しました。この新しいサービスにより、ユーザーは楽曲のストリーミングだけでなく、同じプラットフォーム内で映像も楽しむことができるようになります。
ミュージックビデオと音楽のシームレスな体験
ミュージックビデオをSpotify上で楽しむことができることで、リスナーはさまざまなシチュエーションに合わせて音楽と映像を自由に選べるようになります。例えば、気軽に音楽を流したいときはオーディオのみを選択し、特別な時間には映像も楽しむことができます。このシームレスな体験は、新しい音楽と出会うきっかけを提供し、アーティストとファンの距離を縮めることでしょう。
速報レポート機能
さらに、TuneCore Japanのサービスでは、Spotify上でのミュージックビデオ再生数を毎日確認することができる速報レポート機能も搭載されています。これにより、アーティスト自身が自身の作品のパフォーマンスをリアルタイムで把握し、戦略を練ることが可能になります。
配信の仕組みと利用料金
TuneCore Japanの『Video Kicks ミュージックビデオ配信』では、ミュージックビデオやライブ映像をApple MusicやSpotifyなどの人気プラットフォームで配信することができます。このサービスは、全世界100カ国以上での配信に対応しており、誰でも簡単に自作のミュージックビデオを登録して収益化することが可能です。
具体的には、配信後に受け取る金額から手数料として20%が引かれ、残りがアカウントに計上される仕組みです。したがって、利用者は1再生ごとに収益を得ることが可能となります。
利用料金について
配信にあたる初期費用は2,178円(税込み)で、これに加え、ビデオ配信収益から20%の手数料がかかります。毎年の更新料は不要で、配信後のストア追加も無料なので、アーティストにとって負担の少ないサービスとなっています。
利用方法
TuneCore Japanのアカウントにログイン後、サービス内の『Video Kicks ミュージックビデオ配信』ページにアクセスします。そこから配信したい楽曲を選び、動画ファイルとサムネイル、配信情報をアップロードし、審査に提出します。通常、審査結果は1〜3日後に通知され、通過すれば最短7日間で配信が開始されます。
また、すでに他のストアで配信しているミュージックビデオにSpotifyを追加することも可能で、追加料金は発生しません。ただし、同じ楽曲がTuneCore Japanでリリースされている必要があります。
TuneCore Japanとは
TuneCore Japanは、自分で制作した楽曲を、誰でも簡単に世界中の配信ストアで販売できる音楽配信ディストリビューションサービスです。2012年から日本でサービスを開始し、アーティストに対する還元額は711億円を超える実績があります。
新しい機能を追加し続けながら、さまざまなアーティストが楽曲の販売を行う機会を拡大しています。
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公式ウェブサイト
会社概要
チューンコアジャパン株式会社は、2012年に設立され、東京都渋谷区に位置します。代表取締役社長は野田威一郎氏で、資本金は4,500万円です。音楽配信の未来を切り拓くこの企業から、今後も目が離せません。