約80%の保護者が手伝い!夏休みの宿題調査結果の全貌
株式会社KADOKAWAが運営する「ヨメルバ」では、子どもたちの読書を応援するために情報を発信しています。最近、夏休みの宿題に関するアンケートを実施し、興味深い結果が得られました。特に注目すべきは、なんと約8割の保護者が宿題を手伝ったという事実です。今回はその内容を詳しく見ていきます。
調査概要
この調査は、2025年に行われたもので、対象はヨメルバの会員です。調査内容は「夏休みの宿題」に関するもので、インターネットを通じて行われ、465件の回答が得られました。今回は、小中学生の子どもを持つ170件の結果を元に分析しました。
調査内容
- - 調査方法: インターネット調査(ヨメルバのWEBサイト上に掲載)
- - 回答者: ヨメルバ会員
- - 調査期間: 2025年9月1日~2025年9月30日
宿題の実態
まず、アンケートの結果から分かったことの1つは、今年の夏に出された宿題の多くが「ドリル」だったということです。実に90%以上の保護者が、何らかの形で「ドリル」の宿題が出されたと答えています。夏休みの宿題の代表格として知られる「自由研究」は70%が宿題として出されたと述べており、必須だったのはその約半数でした。「読書感想文」も67%という結果となりましたが、実際に取り組んだのはわずか43%に留まりました。
学年別に見ると、小学校低学年では全員が「日記・絵日記」を宿題に出され、この項目は全員が回答しました。さらに、中学年以上になると「自主学習・調べ学習」が加わり、より学習効果を意識した宿題が多く出されたことが伺えます。
宿題管理の難しさ
次に、お子さんが宿題をどの程度管理できていたかについて答えた保護者の観点から見ると、4割以上が「内容は把握していたが、進捗は管理できなかった」と回答しています。特に、多様な宿題を一人でやりくりするのは難しいようです。このため、保護者のサポートが重要な要素となっています。
保護者のサポート内容
興味深いことに、78.2%の保護者が何らかの形でお子さんの宿題を手伝ったと回答しました。中でも、最も多かったのは「宿題の進め方やスケジュールについて相談・アドバイス」が、半数以上の回答者によって選ばれています。特に、進捗管理の難しさについて悩む保護者が多く、その一部からは「夏休みの最後に慌てるのを防ぐため、早めの段階で宿題を進めてほしい」という切実な声も上がっています。
一方で、スケジュールを早めに進めたことには裏目が出ることもあり、「楽しい思い出ができた後だと、宿題のタイミングが難しくなる」という意見も多く見受けられました。
まとめ
「ヨメルバ」における夏休みの宿題に関する調査結果は、保護者と子どもの間のコミュニケーションの重要性や、夏休み中に宿題を管理する難しさを浮き彫りにしました。自由研究や読書感想文の具体的なテーマについても調査が行われており、これから取り組む方々にとって役立つ情報がたくさん詰まっています。
究極の理想は、子どもたちが自分で進められるようになること。しかし、現在の教育現場や家庭でのサポートの重要性も大切にしたいものです。調査結果が、今後の宿題の取り組みに少しでも役立つことを願っています。
詳細な調査結果については、
こちらを参照してください。
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