ISO/IEC 27002:2022
2025-11-13 14:31:20

情報セキュリティガイドブック『ISO/IEC 27002:2022』が登場!

情報セキュリティガイドブック『ISO/IEC 27002:2022』が登場!



一般財団法人日本規格協会が、2025年12月5日に新たな書籍『ISO/IEC 27002:2022(JIS Q 27002:2024)情報セキュリティ,サイバーセキュリティ及びプライバシー保護―情報セキュリティ管理策 解説と活用ガイド』を発表することをお知らせします。この書籍は、現代の急速な情報技術の進歩や多様なセキュリティリスクに立ち向かうための必読書となっています。

最近、企業や組織における情報漏えいやマルウェア感染の脅威はますます複雑化しています。特に、AI技術の進化は、高い生産性をもたらす一方で、新たなサイバー攻撃のリスクを生み出しています。それに伴い、情報セキュリティの対策の重要性が増しています。

本書『ISO/IEC 27002:2022』は、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)を構築・運用する際の効果的なガイドラインとして用途が広がります。具体的には、ISO/IEC 27001:2022(JIS Q 27001:2023)との併用が可能であり、情報セキュリティ管理策の実践に役立つ内容となっています。これにより、企業はより効果的にセキュリティを強化し、情報漏えいリスクを軽減できます。

書籍の背景と目的



本書が発行される背景には、情報セキュリティにおける脅威の増加があります。特に、企業にとって重要な経営情報や顧客データが漏えいした場合、大きな被害が発生する可能性があります。そのため、ランサムウェアや標的型攻撃といったサイバー脅威から、自社の重要なデータを守るための対策が求められています。

本書では、個人、組織、物理的な対策を組み合わせた統合的な情報セキュリティ対策の必要性を強調しています。ISMSの導入は、こうした脅威から情報を保護するための重要な一手です。ISO/IEC 27002は、2022年3月に改正され、最新の脅威に対応した内容に生まれ変わりました。これを受け、対応するJIS規格も2024年に改正される予定です。

書籍の特徴



『ISO/IEC 27002:2022』は、情報セキュリティとサイバーセキュリティ、プライバシー保護に関する包括的なガイドを提供します。全536ページに渡るこの書籍には、情報セキュリティ対策の基本原則と、さまざまな組織に適用可能な実践的なアドバイスが詰まっています。

46,000円という税込価格で販売される本書は、情報セキュリティに関心が高い多くのビジネスマンやITプロフェッショナルにとって、手元に置くべき一冊となるでしょう。

他の関連書籍について



さらに、JIS Q 27001に基づく情報セキュリティマネジメントシステムの実施に関する書籍も公開されています。これには『ISO/IEC 27001:2022(JIS Q 27001:2023)情報セキュリティマネジメントシステム要求事項の解説』などがあり、それぞれ役立つ内容となっています。

日本規格協会は、1945年以来の歴史を持ち、標準化の分野で多くの事業に取り組んでいます。今後の活動にも期待が寄せられます。

まとめ



2025年12月のリリースを待ち望む『ISO/IEC 27002:2022』は、一般社団法人日本規格協会が提供する新たなセキュリティガイド。ますます増加するサイバー脅威に対抗するため、ぜひ手に取ってみてください。書籍の詳細や予約については、公式サイトをご確認ください。


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