音部大輔著『君は戦略を立てることができるか』がマーケティング本大賞にノミネート！

音部大輔の新著が大賞ノミネート

2024年12月19日に書店に並ぶ予定の音部大輔氏の新著『君は戦略を立てることができるか』が、注目を集めています。この作品が、2025年度の「日本マーケティング本大賞」にノミネートされたとの発表が、日本マーケティング学会によって行われました。音部氏は過去にも「日本マーケティング本大賞」を受賞しており、同氏の著作は常に注目を浴びています。

この大賞は、2024年4月から2025年3月の一年間に日本国内で刊行されたマーケティング関連の書籍を対象にしています。日本マーケティング学会の69名の会員が1次投票を行い、44作品が候補に挙げられる中、その中から41作品が選考対象となり最終的に9作品がノミネートされました。

最終的に、「日本マーケティング本大賞」は10月12日に開催予定のマーケティングカンファレンスにて発表されます。ここでの結果がどのようになるのか、業界関係者や読者の期待が高まっています。

戦略の重要性を探る

『君は戦略を立てることができるか』は、2017年に出版されたロングセラー『なぜ「戦略」で差がつくのか。』を基にしており、マーケター向けの戦略立案に関する講義をもとにした内容を魅力的に整理しています。曖昧に語られがちな「戦略」というテーマを明確に定義し、戦略立案のプロセスを詳細に説明しているため、実際に自らのビジネスに役立つ戦略を構築する手助けをしてくれます。

著者は、経営や競争戦略を学ぶ中で、実際のマーケティングや営業の決定に活かしにくいと感じている方々に向けて、戦略をしっかりと理解し立案できるスキルを提供しています。

また、単独での学習だけでなく、部署や組織単位での導入が推奨されており、これにより戦略が組織全体の共通言語として活用されることも目指しています。

書籍の人気と今後の展望

本書は発売前から注目を集めており、既に丸善丸の内本店の週間ベストセラー（ビジネス部門）では、10週間連続でトップ10入りを果たしました。また、他の主要書店やオンラインストアでも売れ行きが好調です。

多くのビジネスパーソンから支持を受け、組織の戦略構築能力向上のために部門単位での購入や企業研修への採用が増えている事例も報告されています。

音部氏の新たな作品がどのような影響を与えるのか、今後の展開に期待が寄せられています。これは、戦略立案を行う上で必読の1冊となることでしょう。自分のビジネスをさらなる高みに押し上げるための一助として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。