『ファイア・ドーム』発売
2025-06-05 12:41:39

辻村深月の記念長篇小説『ファイア・ドーム』が2026年に発売決定!

辻村深月の新作長篇小説『ファイア・ドーム』がついに登場!



作家活動22周年を迎えた辻村深月氏の最新作となる長篇小説『ファイア・ドーム』(上巻・下巻)が、2026年6月5日に小学館より発売されることが決定しました。これは、彼女のデビューを祝う特別な作品であり、幅広い人気を誇る著者渾身の現代長篇ミステリーとなっています。

本書の原稿枚数は驚異の1,400枚に達する超大作です。『ファイア・ドーム』は、2019年6月から2023年8月まで文芸誌「STORY BOX」で25回にわたり連載されてきましたが、刊行に際しては内容が大幅に加筆・改稿されています。連載を楽しんでいた読者の方々にも、ぜひ改めて新たな形で楽しんでいただきたい作品です。

また、発売までの1年間を読者と一緒にカウントダウンするための特設サイトも開設されています。この特設サイトでは、著者の最新情報や作品の魅力を存分に堪能できるコンテンツが用意されています。前作『この夏の星を見る』から3年ぶりのリリースとなる本作、ファンの皆さんにはその日を心待ちにしていただきたいです。

『ファイア・ドーム』のストーリーとは?



著者・辻村深月氏は、以下のように作品に込めた思いを語っています。

大きな事件は人を魅了してしまう。「地元だから知っているんだけど実は…」や「友達の友達が関係者で聞いたんだけど」といった噂話。人々がこうした事件にどうして関わりたいのか、というテーマを掘り下げた作品です。


本作は、振ることで雪が舞い散るスノー・ドームに似た地方都市を舞台にし、その街に隠された目には見えない炎と、過去の誘拐殺人事件にまつわる噂が絡み合っています。著者は、自身のすべてをかけてこの物語を構築したと言い、その意気込みが伝わってきます。

著者プロフィール



辻村深月(ツジムラ ミヅキ)は1980年生まれ。彼女は2004年に『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞してデビューし、その後も数々の賞を受賞してきました。『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞、さらには『かがみの孤城』で第15回本屋大賞第1位など、著名な受賞歴があります。彼女の代表作には、『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『朝が来る』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『嘘つきジェンガ』など、幅広いジャンルの作品があります。

書誌情報




ファイア・ドームの発売日を心待ちにしながら、期待に胸を膨らませるファンの皆様に素晴らしい物語が届けられることを願っています。


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