新たな怒れる男
2025-08-14 12:37:23

いずみたくの名曲に乗せた新たな「十二人の怒れる男」が誕生!

いずみたくの名作が新たに甦る



2026年2月、浅草九劇にて、作曲家いずみたくが遺した幻のミュージカル「十二人の怒れる男」が、多才な演出家・五戸真理枝によって再演されることが決定しました。本作は、名曲「見上げてごらん夜の星を」や「手のひらを太陽に」で知られるいずみたくの譜面をもとに、数世代にわたり愛されてきた不朽の名作をミュージカルとして甦らせる試みです。

「十二人の怒れる男」とは?



「十二人の怒れる男」は、陪審員室を舞台にした心理劇。陪審員たちが殺人事件の判決を巡って繰り広げる激しい議論を通じて、人間の本質が浮き彫りになります。被告は18歳の少年で、父親を殺した罪に問われています。初回の投票では11人が有罪を支持する中、たった一人だけが無罪を主張。この異議がきっかけとなり、陪審員たちは自身の偏見と向き合いながら、真実に迫っていくこととなります。

本作は、1970年代に遡る譜面がいずみたくの資料整理の過程で見つかり、その再演が叶うことになりました。五戸真理枝は、その演出に対し強い思いを持ちながら、観客にハラハラドキドキの体験を提供することを目指しています。彼女は過去に数多くの作品を演出してきた実力派であり、その表現力と独創的なアイディアが期待されています。

スタッフ紹介



演出:五戸真理枝


兵庫県出身の五戸は、早稲田大学の演劇映像専修を卒業後、小劇場活動を経て文学座に入団。その後、劇団の旗揚げや演出を手掛けるなど多岐にわたる活動を行っています。作品ごとに異なる雰囲気を引き出すその力は、観客を魅了してやみません。今回は、「十二人の怒れる男」という名作の新たな側面を引き出すことに挑むことに、とても意欲的です。

音楽監督:田中和音


音楽監督には、田中和音氏が指名されました。いずみたくの楽曲を現代に蘇らせるために、編曲や新たな作曲にも挑んでいきます。音楽の魅力を生かしつつ、観客に感動を届けられるよう全力を尽くすと意気込みを語っています。

公演概要


本公演は2026年2月6日から2月15日まで、東京の浅草九劇にて行われます。これは、様々なメディアで展開され続けている名作に新たな命を吹き込み、さらに多くの人々にその魅力を伝えることを目指しています。

  • - タイトル: ミュージカル「十二人の怒れる男」
  • - 日程: 2026年2月6日(金)〜15日(日)
  • - 会場: 浅草九劇 (東京都台東区浅草2-16-2)

最後に


いずみたくの音楽を満喫できるこのミュージカルは、心の葛藤や人間関係の複雑さを描き出した力強い作品です。観客とともに、真の正義とは何かを考えさせられるこの作品に、ぜひご期待ください。


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