ちひろ、金子みすゞアンバサダーに就任
2月21日、山口県長門市で行われた委嘱式において、シンガーソングライターのちひろが「金子みすゞアンバサダー」に就任しました。この重要な役割は、故郷である長門市と金子みすゞの魅力を全国および海外に広めることを目的としています。金子みすゞは、「私と小鳥と鈴と」や「こだまでしょうか」、「大漁」などの詩で知られ、教育現場でも幅広く読み継がれている詩人です。
委嘱式には金子みすゞ記念館の矢崎節夫館長が出席し、長門市の江原市長から直接委嘱状が授与されました。ちひろはこれからの活動を通じて、金子みすゞの詩を自身の歌として届けることを誓いました。
ちひろは自ら金子みすゞの詩に曲をつけ、それを歌うメッセージシンガーとして全国各地、さらには海外での公演活動も行っています。彼女が作曲した詩『一寸法師』は、長門市の防災無線の時報メロディとして使用されており、その音楽が市民の日常に溶け込んでいます。加えて、『ふるさとの風~山口市民の歌~』も山口市にて放送され、地域に根ざした音楽活動を展開しています。
また、ちひろはNHKの「ラジオ深夜便」や「はま☆キラ!」のテーマ曲も手掛けており、さらには学校の校歌やCMソングも制作しています。彼女の活躍は非常に幅広く、現在は「すおう葬祭」のCMソングも山口県の民放各局で流れており、その音楽に触れる機会はますます増えています。
地域社会への貢献
ちひろは音楽活動を通じて地域社会にも大きく貢献しています。特に、東日本大震災後には福島県内外で約35か所で「東日本大震災復興応援ちひろコンサート」を実施し、多くの被災者を支援しました。さらに、令和6年には能登半島地震災害支援のためのチャリティコンサートも予定されており、彼女の活動は復興支援にとどまらず、被災地への愛情をも示しています。
その他の活動
ちひろはレギュラー番組「中国!ちゅーもく!ラジオYAMAGUTIC」や「ちひろとみすゞTime」を担当するラジオパーソナリティとしても注目を集めています。これまでの受賞歴においても、第7回日本放送文化大賞のラジオ部門で準グランプリを受賞するなど、その実力が評価されています。特に「金子みすゞがつなぐ人と人」という特別番組には高い評価が寄せられました。
ちひろは山口県山口市出身であり、地域を代表する存在として、今後も金子みすゞの詩を多くの人々に伝えていくことが期待されています。ちひろの活動を今後ぜひ注目してみてください。
お問い合わせ
ちひろの出演や公演依頼については、株式会社ベルミューズの公式サイトをご覧ください。