吉永小百合と田中熙巳の特別対談
8月5日に発売される『明日の友277夏号』では、俳優の吉永小百合さんとノーベル平和賞を受賞した田中熙巳(てるみ)さんによる特別対談が実現しました。この特別企画では、戦後80年を迎える今、「戦後」をどのように守っていくかというテーマについて真剣に語られています。
戦後を忘れないために
田中さんは93歳を迎え、長崎での原爆投下後の記憶が今も胸に刻まれていると言います。「二度と核を使ってはいけない」という強い信念を持ち、全国を回って活動を続けています。一方、吉永さんも東京大空襲の3日後に生まれた経験を持ち、戦争や原爆は彼女にとって常に身近な存在でした。40年前にはドラマ『夢千代日記』に出演し、原爆詩の朗読を始めることでその思いを若い世代に伝えようとしています。
「パッとは変われなくても、語って伝えて変えていかなくては」と語る吉永さんの思いは、多くの読者に感動を呼び起こすことでしょう。二人の対談は、平和の重要性を再確認させてくれる内容になっています。
核兵器の現状
現在、世界には1万2000発の核兵器が存在し、その中の4000発はすぐに発射可能な状態であると言われています。昨年、被団協がノーベル平和賞を受賞したのは、日本や世界の核兵器依存の現実を打破するための心の叫びとも捉えられます。田中さんは「核にノーと言い続ける」という言葉を大切にし、一人の人間としてあきらめることなく活動を続ける決意を示しています。
希望を持ち続ける
対談の中で、吉永さんは「蒔いた種が実ることを願って諦めずにやるしかない」と語り、田中さんも「希望という言葉が一番好き。それに命があってこそ幸せがある」と、希望の重要性について言及しました。このように、二人の対談からは、未来に向けて希望を持つことが大切であるというメッセージが力強く伝わってきます。
生活特集と健康特集
『明日の友277夏号』では、特別対談の他にも魅力的な特集が盛り込まれています。生活特集では「腸ってすごい!腸内革命で若返り?!」というテーマで、腸の健康が脳や体に与える良い影響に焦点を当てています。また、健康特集では早期発見と治療法に関する情報も提供され、シニア世代に有益な内容が詰まっています。
特集記事では、腸活日記をつけることの推奨や、認知症予防に役立つ情報も掲載されています。読者の皆さんは、健康的なライフスタイルを提案するこの特集をぜひお見逃しなく。
この機会に、多様な情報を提供するシニア向け雑誌『明日の友』を手に取ってみてはいかがでしょうか? 公式ホームページで最新号の詳細についても確認できます。
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編集者:小幡
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