青春の葛藤を描いた『箱庭綺談』第2巻が6月20日に発売！

青春の葛藤を描く『箱庭綺談』第2巻が発売

待望の『箱庭綺談』第2巻が2025年6月20日に発売されます。本作は、名門校の寄宿舎に集う複雑な背景を持つ少年たちの恋と青春をテーマにした群像劇です。ここで描かれる少年たちはそれぞれ独自の悩みを抱えており、時には人を傷つけ、時には不思議な出来事に巻き込まれながら成長していく様が描かれています。

物語の舞台とキャラクター

この物語の舞台である七宝国は、名門とされつつも複雑な背景を持った少年たちが通う寄宿学校です。第2巻の物語は、特に深い葛藤を抱えるキャラクターたちに焦点を当てています。霄（しゅう）は、義母の影響を受けた仲間たちに振り回される日々を送りながらも、その状況を受け入れる姿勢を持っています。また、木菟（ずく）は、そんな霄を傍観者として「まあまあ面白い」と見つめています。

さらに登場する「一月三舟」では、名家の嫡男である二人の不思議な関係にも注目が集まります。彼らの関係がどのように展開されるのか、期待が膨らむところです。

登場するエピソード

第2巻は、複数のエピソードで構成されています。まず、父の再婚を受け入れられない藍（らん）と義姉との交流を描く「愛楊葉児」。藍は、かつて慕っていた父親に対する複雑な感情を抱え、義姉との関係に悩む姿勢が物語に深みを与えています。次に、「鳶飛魚躍」では、非色（ひいろ）と藍が入学式をサボって出会ったことで始まる友情以上愛情未満の関係が描かれています。彼らの間に芽生える特別な感情には、さらなる展開が待ち受けていそうです。

著者について

本作の著者、雪路凹子（ゆきみちおうじ）は、多彩なジャンルで活躍する漫画家です。耽美な芸風にギャグを巧みに織り交ぜた作品を数多く手がけており、BL作品や教養本、ライトノベルの挿画など、幅広い領域でその才能を発揮しています。これまでの作品同様、『箱庭綺談』も独自の世界観で読者を魅了することでしょう。

書籍情報

書名: 『箱庭綺談』第2巻
仕様: A5判型（210mm × 148mm）、ソフトカバー、228ページ
価格: 本体1,200円+税
ISBN: 978-4-7562-6027-7C0979
発売日: 2025年6月20日（電子版同時発売）

電子版特典としては、描き下ろし漫画が2ページ付属します。また、紙版には丸善ジュンク堂書店での購入特典としてイラストカード、一般書店では描き下ろしモノクロイラストペーパーが用意されています。具体的なお取り扱い店舗はPIE COMIC ARTのウェブサイトをチェックしてください。