新刊ピーター・パン
2025-11-04 13:01:53

11月6日発売の『ビジュアル特別版ピーター・パン』が魅了する勇気と冒険の物語

『ビジュアル特別版ピーター・パン』の魅力



11月6日、世界文化社から新刊『ビジュアル特別版ピーター・パン』が登場します。この書籍は、小学校低・中学年向けに書き下ろされたもので、子どもたちが楽しめる長さで構成されています。また、鮮やかなカラー挿絵も添えられており、視覚的にも楽しめる作品になっています。この出版を記念して、原画展も開催されるので見逃せません。

おとなにならないピーターの物語



『ピーター・パン』といえば、おとなにならない永遠の少年、ピーター・パンが主人公。この物語の魅力は、冒険の裏にある切ないストーリーにあります。ピーターは枯れ葉の服を着ていて、幼さをそのまま保った存在。しかし、彼がどうして「おとなにならなかった」のか、そしてフック船長の過去を知ることは、原作を読まないとなかなか理解できません。

この『ビジュアル特別版』では、児童文学作家・小松原宏子がそのストーリーを見事に小学生向けにアレンジしています。文章は上品で、温かみがあり、初めて『ピーター・パン』に触れる子どもたちにとっても、親しみやすい内容に仕上がっています。巻末には、英語圏児童文学研究者の川端有子による解説も収録され、物語の深層を知る手助けとなるでしょう。

鮮やかな挿絵で魅了



挿絵には新鋭画家・kei saitoが担当しており、彼の独自のスタイルが『ピーター・パン』の世界に新たな息吹を吹き込んでいます。妖精や海賊、ピカニニ族など個性豊かなキャラクターたちが、細部にわたって緻密に描かれています。ピーターの無邪気さやフック船長の気品ある姿、さらには大砲が飛び交う海戦、人魚との戯れ、仲間たちとの冒険が、圧巻のペン画で表現されています。これにより、読者は物語の魅力を余すところなく体感できるでしょう。

原画展で作品を堪能



本書刊行を記念して、原画展も予定されています。以下は開催概要です。

  • - 開催期間: 2025年11月6日~12月8日
  • - 場所: ジュンク堂書店池袋本店(東京都豊島区南池袋2-15-5)

原画は水彩とペンを使用し、細部まで緻密に描かれた作品が並びます。ぜひ、直接鑑賞して皆さん自身の目でその魅力を感じてみてください。また、2026年1月21日からはブックハウスカフェでも原画展が開かれ、さらに多彩な作品が楽しめるチャンスです。二つの原画展を通じて、kei saitoさんの世界に深く触れてみることができます。

著者紹介


本書の原作を手掛けたJ・M・バリーはスコットランド出身で、数々のヒット作を生み出した著名な作家です。彼の作品には、幼少時代の経験が色濃く反映されており、その生涯についても興味深いエピソードが多くあります。

文を書いた小松原宏子は、東京都出身の作家・翻訳家です。彼女は数々の児童文学を手がけ、子どもたちに物語の世界を伝える活動を積極的に行っています。さらに、kei saitoは多摩美術大学卒業の実力派イラストレーターで、彼の作品は温かみがあって物語性が豊かです。監修の川端有子も定評のある児童文学研究者で、作品に深さを与えています。

新たな世代に届く『ビジュアル特別版ピーター・パン』を通じて、無限の冒険と感動に触れる機会をぜひお見逃しなく!


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