福岡伸一と落合陽一が万博で新たな対話を展開!
大阪万博のシグネチャーパビリオン「null2」で、知の巨人たちが集結しました。福岡伸一氏と落合陽一氏、両者とも多忙なプロデューサーでありながら、深夜に新潮社本館の文化財「人類の文字」の前で特別な対談を行いました。この対談は、福岡氏の新作『生命と時間のあいだ』のカバーアートを手がけた落合氏との関係から生まれたものです。
特別対談の背景
福岡伸一さんは生物学者として知られ、これまでに多くの著書を発表しています。彼の最新作『生命と時間のあいだ』では、近代科学が見失った「時間」のパラドクスに挑んでいます。一方で落合陽一さんは、メディアアーティストとして、様々な賞を受賞しており、最新作『アリスの時間』で独自の視点から時間を捉えています。
今回の対談テーマは「生命と時間」。万博のユニークな背景を活かし、時間と記憶、フェルメールの絵画、さらに時間の微分積分など、幅広い議題が取り上げられました。この内容は、新潮社のYouTubeチャンネル「新潮社 イノベーション読書」で公開されており、ノーカットでお楽しみいただけます。
知の遊戯の広がり
対談は単なる会話の域を超え、知的探求の広がりを感じさせます。二人の異なる視点から、現代科学における時間の捉え方、そしてそれが生命とどのように関連しているかが語られました。特に、彼らはフェルメールの作品やカメラ・オブスクラに触れながら、視覚的な表現と時間の関係について深い議論を展開しました。
またぜひ、10月4日には後編も公開予定とのことで、万博という特異な場所で繰り広げられる知の対話は見逃せません。詳細な視聴は新潮社のYouTubeチャンネルから。
美しいブックデザイン
福岡さんの新刊『生命と時間のあいだ』のカバーを飾る落合さんのアートワークも注目のポイントです。色彩やデザインの美しさが、内容への期待を高めます。この新しいブックデザインは、彼の作品『アリスの時間』からインスパイアを受けています。
両者の対話を通じて繰り広げられる考察は、読者にさらなる深い洞察を提供し、今後の作品にも影響を及ぼすこと間違いなしです。今回は万博という特別な舞台設定の中で新たな知見が生まれる様子をぜひご覧ください。
公式YouTubeはこちら
著者プロフィール
- - 福岡伸一:生物学者で、数多くの著作を通じて「生命とは何か」について分かりやすく解説。ダ・ヴィンチやダーウィンの思想に触れながら、時間論を展開。
- - 落合陽一:メディアアーティストであり、様々な分野で活躍。独創的な作品を通じて、現代社会における「時間」の概念を問い直す。
この対談と共に、新たな視点を広げてみてはいかがでしょうか。