偏見を見直す動画
2025-10-28 11:08:30

大正大学と豊島区の「アンコンシャスバイアス」動画が話題に!

大正大学と豊島区が連携した新たな啓発活動



大正大学の表現学部に所属する2年生の学生たちが、豊島区男女平等推進センターと手を組み、無意識の偏見「アンコンシャスバイアス」に対する啓発動画を制作しました。この取り組みは、学生たちが授業の一環として企画から撮影、編集までを担当し、自らのアイデアを具現化することを目指しています。

この動画は、10月28日に大正大学の公式TikTokアカウントで公開され、大学の理事長である柏木正博氏と豊島区長の高際みゆき氏が直接出演しています。SNSで人気の「エッホエッホのうた」の音源に合わせた軽快なリズムに載せて、アンコンシャスバイアスについての重要なメッセージを伝える工夫がなされています。

アンコンシャスバイアスとは


アンコンシャスバイアスとは、無意識に持つ思い込みを指し、誰もが抱えているものです。これにより有害な偏見や印象を持つことがあり、時には他者を傷つけたり、自分自身の選択肢を狭めたりする可能性があります。そうした無意識のバイアスを認識し、見直していくことが社会的にも求められています。

学生たちの意欲


このプロジェクトに参加した学生たちは、TikTokというプラットフォームを利用することで、多くの人々に偏見の認知を広げることができると考えました。「かわいい音に意外なメッセージ」を込めた映像を制作することで、視聴者に気づきを与えることを目指しました。また、理事長や区長が出演することで、社会全体でこの問題に取り組む姿勢が強調されています。

学生たちは、撮影においても美しさを意識し、映像のクオリティを高めるために細部までの確認を行い、最高の作品を目指しました。「1人でも多くの人がこの動画を通じて偏見に気づき、思いを新たにしてくれれば成功」と語る学生たちの熱意が込められています。

取り組みの背景


このプロジェクトは、2025年度の「ワークショップ」授業のテーマから派生しました。この授業では、学生が企業や団体と連携し、実社会の問題解決に挑む内容が盛り込まれています。具体的には、豊島区男女平等推進センターから寄せられた「アンコンシャスバイアスの周知方法」をテーマに8チームがアイデアを出し合い、最終的にSNSでのアプローチが選ばれました。

大正大学の教育理念


大正大学は、自らの修行の完成と衆生の救済を志す「菩薩の生き方」を根本理念に掲げています。教育の中で「智慧と慈悲の実践」を追求し、学生たちが社会に貢献する意思を持って活動できるよう育成しています。

今後も大正大学は、社会的な課題に真摯に向き合い、学生たちの創造性をいかんなく発揮する機会を提供していくことでしょう。公式TikTokアカウントでは、今後も様々な取り組みを見ることができます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。公式アカウント: 大正大学公式TikTok


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