AKB48大盛真歩支援官、茨城県で詐欺防止を呼び掛ける

AKB48の大盛真歩支援官が茨城県で詐欺防止啓発

AKB48のメンバー、大盛真歩さんが特別防犯支援官としての活動に訪れたのは、彼女の故郷である茨城県。この度、神栖市で開催された防犯座談会に出席し、地域の皆さんに向けて特殊詐欺の被害防止についての重要な情報を提供しました。彼女が参加したこの防犯キャンペーンは、「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦〜」というプロジェクトの一環で、全国47都道府県警察と協力し、詐欺を未然に防ぐための活動を行っています。

特殊詐欺の現状

最近、茨城県内ではニセ電話詐欺が急増しています。2024年の11月末までに報告された被害額は約8億円を超えており、これは決して軽視できる額ではありません。大盛支援官は、詐欺の手口としてオレオレ詐欺や架空料金請求詐欺、さらにはSNSを利用した投資詐欺やロマンス詐欺の増加についても警告を発しました。これらの詐欺手法は年々巧妙化しており、特に高齢者を狙うケースが目立っています。

大盛支援官が伝える被害防止策

座談会では、大盛支援官から具体的な詐欺防止策が紹介されました。まず、LINEの「メッセージ受信拒否設定」を活用して、知らない番号からの連絡をブロックする方法や、NTTのナンバーディスプレイサービスを利用する方法が提案されました。特に最近増加している国際電話による詐欺に対しては、「国際電話不取扱受付センター」への登録を強く推奨。これにより、国際電話番号からの着信を無償で拒否できるため、迅速な対策が可能です。

家族の絆を大切に

防犯座談会の後、近隣のスーパーで開催された啓発品の配布では、大盛支援官が直接買い物客に声をかけ、詐欺防止の重要性を呼び掛けました。彼女は「家族の絆で詐欺をストップするために、今日の話を周りの人に伝えてください」とメッセージを発信。周囲の人に悩みや困りごとを相談するよう促し、地域全体で詐欺を防ぐ意識を高めることの重要性を訴えました。