堀田祐美子、デビュー40周年を迎えた自伝『未完の大器』
2025年8月26日、株式会社ワニブックスから堀田祐美子の自伝『未完の大器』が発売されます。この書籍は、堀田が36年間にわたるプロレス人生の全てを振り返り、彼女の思いを詰め込んだ濃密な内容となっています。
堀田祐美子は、1985年に全日本女子プロレスに入団し、以来多くの試合に出場し続けてきました。その彼女が、3500人を超える少女たちの中から最終的に選ばれたことに言及し、自らが歩んできた道のりを深く掘り下げています。元全日本女子プロレスの北斗晶もコメントを残しており、堀田の存在感を伝えています。「誰もが予想しなかった気が弱くてどんくさい少女が、頂点に立った」という言葉は、彼女の人生の答えを探し続ける姿勢を象徴しています。
プロレス人生の旅路
堀田は自らのプロレス人生を何度も振り返る中で、リングに上がる理由を自らに問いかけ続けています。「ボロボロになってまで、なんでリングに上がり続けるのか?」という問いに対し、彼女は未だに確たる答えを見出すことができていないと語ります。しかし、その探究心こそが、彼女をリングに立たせ続ける原動力であり、その強さこそが堀田の魅力であると言えるでしょう。
トラウマと栄光
彼女の自伝では、幼少期のトラウマや「全女」としての栄光、さらには崩壊の瞬間についても赤裸々に語られています。また、宙に舞った1000万円や両膝の人工関節といった出来事も、彼女の人生において重要なエピソードです。その全てが、プロレスラーとしての堀田祐美子を形成していったのです。
若手選手への思い
最近では、若手選手の育成に注力している堀田。現役であり続けると同時に、新たな才能を支えるための環境を整えています。彼女は「強くなりたい」と願い続ける若手選手たちに、自身の経験を活かして指導し、女子プロレスの未来を育てる重要な役割を果たしています。
書籍の詳細
『未完の大器』は、堀田祐美子が自身の40年に渡るプロレス人生を振り返る内容であり、今後の女子プロレスシーンにも大きな影響を与えることでしょう。彼女の言葉からは、多くの人々が勇気をもらい、感動を覚えることができるはずです。
書籍情報
- - 著者:堀田祐美子
- - 発売日:2025年8月26日
- - 価格:2,200円(税込)
- - ISBN:978-4-8470-7535-3
- - 購入リンク:Amazon
堀田祐美子の自伝を手に取ることで、彼女の精彩を放つプロレス人生を感じることができることでしょう。女子プロレスの歴史を知る上でも、必読の一冊となるはずです。