伝統的酒造りを祝うユネスコ認定イベントが仙台で開催決定
日本の誇る酒文化が重要無形文化財として正式に認められ、2024年12月5日(日本時間)にユネスコ無形文化遺産に登録されることを記念して、仙台市内で特別なイベントが開催されることが決まりました。このイベントは、物言わぬ麹菌たちと向き合いながら日本酒を造り続ける蔵元や造り手が一堂に会し、酒造りへの思いや歴史を語る貴重な機会です。
イベント詳細
開催日は2024年3月28日から30日まで、仙台駅東口に位置するダテリウム及びJR仙台駅の杜の陽だまりガレリアイベントスペースにて行われます。参加は無料で、当日入場も可能ですが、整理券が必要となりますのでお早めに受付にお越しください。
プログラムの内容
初日は15時からオープニングセレモニーが行われ、続いて16時と17時にトークイベントが設定されています。トークイベントでは、東北六県から招待された蔵元たちがそれぞれの酒造りへの情熱を語ります。その後、29日と30日には、14時から17時の間でワークショップ及びパネル展示が行われます。ここでは、蔵元が誇る日本酒や甘酒の試飲を楽しむことができるほか、『もやしもん+』の作者、石川雅之さんによる酒造りに関するパネル画の展示も行われます。これはファンにとって見逃せない展示となるでしょう。
参加方法
参加希望者は、公式の申し込みフォームから事前に申し込むことができ、また当日も入場可能ですが、各回の定員は先着30名となっていますので、早めの行動をおすすめします。受付では、イベント開始1時間前に整理券が配布されます。
未来の酒文化を考える
仙台国税局より酒類業振興専門官の田中弘美さんが、今回のイベントに対する期待を語っています。「このイベントが、麹を使った酒造りの歴史や、酒文化への興味を喚起する機会であればと思っています」と、酒を飲まない方や20歳未満の方にも楽しんでもらえるように、麹を使用したお菓子も準備されるとのことです。
参加者全員が日本の伝統的な酒造りについて学び、楽しむことのできるこのイベントに、ぜひ多くの方々が訪れ、共に素晴らしい文化を祝いましょう。皆さまのご来場をお待ちしています!