『ルノワール』カンヌ選出
2025-05-13 15:03:35

早川千絵監督の『ルノワール』がカンヌ映画祭に選出!

早川千絵監督の新作『ルノワール』がカンヌで上映決定



映画界に新たな息吹をもたらす期待の作品、早川千絵監督の長編映画『ルノワール』。本作が、2025年に開催される第78回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に選出されることが決定しました。これは、特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が共催する「First Cut Lab Japan 2024」に参加し、選出された結果であり、映画界の注目を集めています。

「First Cut Lab Japan 2024」とは?


「First Cut Lab」は、実写長編映画に関する編集コンサルテーションプログラムで、海外の映画製作における質向上を目指しています。日本では「First Cut Lab Japan 2024」が実施され、特にその中から選ばれた『ルノワール』が注目されました。実施期間は2024年の12月13日から18日までで、様々な国際的な映画メンターとのディスカッションが行われました。これにより、映画がさらに洗練された形に仕上げられたといいます。

物語の舞台とキャラクター


『ルノワール』の物語は、1980年代の日本、特にバブル経済の絶頂期に設定されています。11歳の少女フキが主人公で、彼女は両親と共に郊外で暮らしています。大人たちを驚かせるほどの豊かな感受性を持つフキは、自由な夏休みを楽しみながらも、大人の世界の複雑さを垣間見ます。父親は闘病中で、母親は仕事に追われ日常が揺らいでいく中、フキはどのように成長していくのかが描かれています。

監督と製作チーム


本作の監督には、早川千絵氏が起用されており、彼女の手腕が期待されている理由の一つです。制作チームには、プロデューサーの水野詠子氏やジェイソン・グレイ氏をはじめ、国際的なスタッフが参加しています。撮影を担当するのは浦田秀穂氏、編集はAnne Klotz氏が手掛けており、視覚的にも魅力的な作品となることが期待されております。

映画祭での上映予定


『ルノワール』は、2025年5月13日から24日に開催されるカンヌ国際映画祭での上映が予定されています。特に5月17日に行われるコンペティション部門での上映が、映画ファンや業界関係者の注目を集めています。これを皮切りに、映画界でのさらなる成功を収めることが期待されます。

公式情報


『ルノワール』の詳細や最新情報は、公式サイト(こちら)にて確認できます。かつてのバブルが生み出した日本の文化と、現代に生きる家族の物語がどのように描かれるのか、ますます楽しみです。


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