バリアフリー上映
2025-02-13 13:57:22

国立映画アーカイブでの『20世紀ノスタルジア』バリアフリー上映のお知らせ

国立映画アーカイブが贈る特別な体験



東京都の中央区、観光スポットに近い国立映画アーカイブでは、特別な上映イベントとして『20世紀ノスタルジア』のバリアフリー上映を実施します。この上映は、視覚や聴覚に障害のある方々に向けたもので、映画をより多くの人に楽しんでもらうための取り組みです。

バリアフリー上映の詳細

このバリアフリー上映は、1997年に公開された『20世紀ノスタルジア』を対象にしています。この映画は、若者たちの成長と恋愛を描いた実験的な作品です。聴覚障害者向けには、日本語の字幕が投影され、音声はヒアリングループシステムを通じて増幅されます。視覚障害者向けには、FM配信による音声ガイドが用意されており、ラジオの貸し出しも行います。

使用される会場は、国立映画アーカイブの2階に位置する長瀬記念ホール OZU。イベントは2025年3月15日(土)13:00から開始され、12:30より開場されます。入場は、障害者手帳を持つ方は無料で、付き添いの方は原則1名まで無料で入場できます。

このイベントは、映画の上映企画「日本の女性映画人(3)――1990年代」の一環として行われます。会期は2025年2月11日から3月23日までの間で、月曜日が休館日となっています。

作品紹介

『20世紀ノスタルジア』は、原将人監督が手掛けた作品で、映像作家としてのキャリアを築いた彼が若者たちの新たな物語を映し出します。懐かしい1960年代の雰囲気を感じながら、恋に落ちる高校生男女の姿を描き、シナリオが映画化に至った背景には、プロデューサーである佐藤美由紀の熱い想いがありました。彼女は、映画化を強く推進し、初めてのプロデューサーとしての挑戦を行いました。

予約方法

バリアフリー上映には事前の予約が必要です。ヒアリングループ座席や音声ガイド用のラジオは定員に限りがあるため、早めの申込を推奨します。予約はメールまたはFAXで可能です。申込時には、希望するサービスを明記し、訪れる方全員の名前、希望席数、連絡先を記載してください。

予約先はメール(assist@nfaj.go.jp)またはFAX(03-3561-0830)です。申込みの期間は、2025年2月25日から3月12日までですが、定員に達し次第、締切となりますので、早めのお申込みをお忘れなく。

特別な配慮

ヒアリングループをご利用のお客様は、自身の補聴器を持参することが必要です。また、視覚障害者用の盲導犬や聴導犬の同伴が可能ですので、必要に応じて予約時にお知らせください。

この機会に、バリアフリー上映を通して日本の名作映画を新たな形で楽しんでみませんか。皆様のご参加を心よりお待ちしております。


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