舞台『おもいでエマノン』上演決定!
2027年2月、東京都池袋にある東京芸術劇場シアターイーストにて名作SF小説『おもいでエマノン』が舞台化されます。この作品は梶尾真治による著名な短編SFで、1979年に発表されました。原作の豊かな文学的魅力を忠実に保ちながら、現代の生の舞台空間で新たな解釈がなされることが期待されています。
潤色・演出は柴幸男
本舞台の潤色および演出を手がけるのは、劇作家・演出家の柴幸男氏です。彼は第54回岸田國士戯曲賞を受賞し、独自の演出スタイルで知られており、日常や時間の反復をテーマにした作品を多数手がけてきました。柴氏の手によって、エマノンの記憶にまつわる壮大な物語が舞台上にどう表現されるのか、注目が集まります。
名作SF小説の魅力
『おもいでエマノン』は、主人公がフェリー「さんふらわあ」の船上で出会う謎の少女エマノンとの物語です。彼女は「NONAME」を逆さまにした名前を持ち、30億年の進化の記憶を持つと語ります。この作品は、読者に深い印象を与え、多くの人々に愛され続けてきました。エマノンというキャラクターは、日本SF文学の象徴的存在であり、その独特な「記憶遺伝」という設定は、観る者に作品の持つ時間の感覚を体験させます。
クリエイターたちのプロフィール
梶尾真治(原作小説)
熊本県出身で、1971年に作家デビュー。代表作には『地球はプレイン・ヨーグルト』や『怨讐星域』があります。彼の作品は日本のSF文学に多大な影響を与えています。
鶴田謙二(漫画版)
1986年に漫画家デビューし、星雲賞を4度受賞している実力派。『おもいでエマノン』の漫画版も人気を博し、イラストレーターとしても数々の作品を手掛けています。
柴幸男(潤色・演出)
ままごとの主宰であり、多摩美術大学の准教授でもある彼は、多種多様な形式の演劇を制作。地方や海外でも活動を展開し、地域に根差した演劇を追求しています。
舞台化の目的
本企画は、原作の持つ深い時間を体感できる演劇を目指します。決して原作の視覚的再現を目指すのではなく、エマノンとの出会いを通じて観客が得られる感情を分かち合うことが重要視されています。そのための新しい演劇体験が、この舞台によって提供されるでしょう。
公演概要
- - 公演名: 舞台『おもいでエマノン』
- - 上演日程: 2027年2月
- - 会場: 東京芸術劇場シアターイースト
- - 原作: 梶尾真治著『おもいでエマノン』(漫画版:鶴田謙二)
- - 潤色・演出: 柴幸男
- - 製作・企画: 有限会社KIKONOKI
- - 協力: 株式会社アプレ
- - 主催: 有限会社KIKONOKI
公演の詳細やチケット情報は、KIKONOKIの公式ウェブサイトで確認できますので、ぜひお楽しみに!