多摩六都科学館で特別プラネタリウム展示開催！キトラ古墳と中国星座の魅力

多摩六都科学館での特別プラネタリウム『キトラ古墳の天文図と中国星座』

多摩六都科学館にて、特別プラネタリウム『キトラ古墳の天文図と中国星座』が2025年5月31日に開催されます。このイベントでは、奈良県明日香村のキトラ古墳に描かれた貴重な壁画を通じて、古代中国の星座の世界に迫ります。

キトラ古墳とは？

キトラ古墳は、日本古代の重要な遺構として知られています。この古墳の壁画には中国の星座とそれに関連した四神（青龍・玄武・白虎・朱雀）が描かれており、今から千年以上前の文化が色濃く表れています。このたび、高精細な壁画の映像とともに、中国星座の歴史とその魅力を解説します。

深い歴史と文化のつながり

今回の特別プラネタリウムでは、特に「二十八宿」と呼ばれる28の星座に焦点があたります。これらの星座は中国文化において重要な役割を果たしており、キトラ古墳の壁画にもその影響が見られます。壁画は、令和元年には国宝にも指定されています。

音楽と星空のコラボレーション

また、イリュージョンのような音楽体験にも期待が持たれます。音楽ユニット「姫神」の星吉紀氏が手掛けた楽曲が、プラネタリウムの映像とシンクロし、幻想的な世界観を演出します。星吉紀氏の音楽は、自然や神話、風土をテーマにしており、今回の展示と非常に相性が良いと言えるでしょう。なお、実演は行われないため、視聴者は楽曲と映像を同時に楽しむことができます。

プラネタリウムの特徴

多摩六都科学館のプラネタリウムドーム『サイエンスエッグ』は、直径27.5ｍを誇り、世界最大級です。ドーム内では、星々が1億4000万個映し出され、訪れる人々は足元から頭上までの星空に包まれます。特製の光学式投影機「CHIRONⅡ」によるスムーズな映像と、プラネタリウム解説員が当日の天体について説明することで、より深い体験が提供されます。

イベント詳細

この特別プラネタリウムは、午後5時20分から1時間の予定です。中学生以上の参加者が対象で、定員は234名となっています。また、観覧券は2,200円（入館券込）で、4月26日からの先着順で販売される予定です。興味のある方は、確実にチケットをゲットして、特別な星空の旅をお楽しみください。

以上、多摩六都科学館の特別プラネタリウム『キトラ古墳の天文図と中国星座』の魅力をお届けしました。古代の神秘を感じる貴重な機会をお見逃しなく！