「景色」を意識したモダンなキッチン特集
株式会社ハースト婦人画報社は、2025年6月13日に『モダンリビング』no.281を発売します。本号では、日常に息づく景色を取り入れた新しいキッチンの形を提案し、その魅力を掘り下げています。年々進化する家のディテールやデザインのトレンドにおいて、キッチンは生活の中心的存在であり、ただの料理をする場所ではなく、家庭やゲストとのコミュニケーションを生む重要な空間へと変貌を遂げています。
空間の「景色」を意識したキッチン
この特集ではまず、毎日キッチンに立つ人々がふと窓の外へ目を向け、自然の美しさを感じ取る瞬間を描写します。窓の外に広がる緑や夕焼け、それらが日々の暮らしを豊かにする存在であることを再確認しましょう。キッチンが室内のインテリアの要素となりながら、外部の景観とも調和する様子を取り上げ、実際のデザイン例を示します。より多くのアングルから「景色」を取り込むことができる4つの例を詳しくご紹介します。
ハイエンドな設備と家電の重要性
次に、現代のキッチンに欠かせないのが高品質な設備や家電です。魅力的な景色を取り入れたインテリアデザインを実現するためには、ノイズの少ない洗練されたデザインが求められます。デザイン性と機能性を兼ね備えたキッチンが確立されることで、日常の所作も美しく映え、キッチン自体の存在感を引き立てます。特集では、著名なトップキッチンプランナー3人のインタビューを通じて、推薦する最新のキッチンデザインのトレンドと、その背景にある技術や美学についての考察を深めます。
ラグジュアリーな“おもてなし”空間の提案
最近のトレンドとして、ラグジュアリーな住宅のバス空間は住人だけが使うものではなくなりました。ゲストを招いて共に過ごすためのくつろげるバスやサウナ体験が求められるように。そこで、どのようにして社交を深める美しい空間を作り出すかを探ります。建築家とともに考案した現代的なバス&サウナの空間設計事例を紹介し、心地よいコミュニケーションを生むためのヒントを提供します。
海外のインテリアアイデアから学ぶ
インテリアデザインは日本でも注目されている一方で、国際的なトレンドを取り入れながら発展していく余地があります。本号では、海外のインテリア雑誌に掲載されている素晴らしい事例を日本のインテリアコーディネーターが評価し、キッチンを一層魅力的にするためのコツをシェアします。
ミラノ・デザイン・ウィークの最新情報
また、昨年のミラノ・デザイン・ウィークの様子を振り返り、どのような最新のデザインがトレンドとして登場したかを特集します。国際的な家具見本市やイベントから編集部員がピックアップしたインスピレーションをお届けします。
深澤直人さんによる暮らしの提案
最後に、デザイナー深澤直人さんとともに設計されたシンプルな四角い家の魅力について迫ります。特に「窓」が持つ力を深く掘り下げ、居心地の良さを求めた生活空間のデザインについて詳しく述べます。
『モダンリビング』no.281は、1951年の創刊以来国際的な視点を持つラグジュアリーな住宅誌で、幅広い読者に向けて美しく、かつ実用的な情報を提供しています。多彩な媒体を通じて現代のインテリアデザインを探求し続け、多様なビジネス展開を行っています。今号は、ライフスタイルに新たな視点をもたらす一冊となっていますので、ぜひご期待ください。