福岡市民ホールでの開館記念初回公演として、2025年4月4日から6日までの期間、演劇『見上げんな!』が上演されます。本作品は、福岡を拠点とする劇団「万能グローブ ガラパゴスダイナモス」と「ゴジゲン」、音楽家小山田壮平のコラボレーションによって生まれた作品です。福岡が舞台の本作は、地点や文化に根ざした群像コメディとして、多くの観客に愛されることでしょう。
元HKT48の田島芽瑠を中心に、キャストには椎木樹人、古賀駿作、千代田佑李、青野大輔、富永真由といった若手から、神田朝香や酒井善史など福岡で活躍する俳優たちが集結します。彼らの多様な才能が炸裂する中、物語は故郷である福岡に戻った映像作家三月の苦悩と成長を描きます。彼女が直面するおじさんバンドの空中分解の危機や自身の過去との対峙が、観客に大きな感動を与えます。
大阪公演と東京公演では、各公演後にアフタートークの実施が決定しました。大阪では、ダンスエンターテインメント集団「梅棒」の野田裕貴と、ヨーロッパ企画の大歳倫弘がゲストとして参加。特に、4月19日(土)には追加での出演者トークも行われ、作品の裏話やキャストの魅力を引き出します。
東京公演では、俳優の今井隆文と結城洋平、さらに中島かずき(劇団☆新感線)が登壇することで、観客との距離を縮め、その存在感を示す機会となります。こうした豪華ゲスト陣のアフタートークによって、舞台の感動がさらに深まることでしょう。
本作『見上げんな!』は、まさに福岡から全国への新たな発信といえる作品です。福岡に根付いたクリエーターたちの思いが、舞台を通じて届けられます。舞台の詳細情報は、公式サイトやSNSで随時更新される予定です。観客は、福岡の魅力を感じながら、将来の可能性を秘めた若手の演技を楽しみに足を運んでみてはいかがでしょうか。