SHOGENの新作シルクスクリーン版画、2025年4月29日発売
日本の老舗美術出版社、求龍堂が手掛ける新たなアートプロジェクトが発表されました。SHOGEN氏の作品をシルクスクリーン版画として再現したこのシリーズは、2025年4月29日より販売が開始されます。ここでは、SHOGEN氏の作品とその魅力について詳しくご紹介します。
SHOGEN氏とは
SHOGEN氏は「不格好で心地よい世界」をテーマに独自のアートを制作するペンキ画家です。彼は単身でアフリカのタンザニアに滞在し、村人と共に過ごしながら絵を描き続けてきました。SHOGEN氏の作品は、色彩豊かで生命力が溢れており、見る人に喜びを与えます。
版画制作の背景
求龍堂は1923年に創業し、以来100年の歴史を持つ美術出版社として知られています。このプロジェクトでは、SHOGEN氏の作品を高い品質のシルクスクリーン技術で再現することを目指しました。手作業で全工程を行っている松村氏が、このプロジェクトの版画制作を担当。彼は過去40年以上にわたり、デジタル技術に頼らず、手作業で丁寧に版を制作しています。彼が生み出す版画は、デジタル分解では実現できない独特の表現力を持つのです。
作品の特徴とアートの社会的意義
SHOGEN氏の作品は、ペンキ絵具が生み出すマチエールによって、深い感情を呼び起こします。シルクスクリーン技術を用いることで、色の豊かさや鮮やかさを見事に再現しています。特に、SHOGEN氏の歌曲的な線を表現するために、松村氏はそれぞれの版を手描きで仕上げており、色数分のみの版を使って緻密な作業を続けています。
このプロジェクトの背景には、JCAT(Japanese Contemporary Artists Team)と呼ばれるアートを通じた社会貢献を目指すアーティストの集まりがあります。DIRECTORのいたみありさ氏は、SHOGEN氏のアートをより多くの人に体感してもらうために求龍堂と協力しました。このように、アートを通じた豊かな交流が生まれるのは大変意義深いことです。
展示と販売情報
2025年4月24日から4月29日まで、麻布十番にあるギャラリー・ラ・リューシュにて展示、販売が行われます。開館時間は毎日正午から18時までで、初日は17時から19時までレセプション対応があります。また、展示終了後の4月末からは、求龍堂のオンラインアートスペースにて作品の販売も予定されています。
展示詳細
- - 企画名: HOME 心が帰る場所
- - 展示期間: 2025年4月25日(金)~29日(火)
- - 会場: Galerie La Ruche (東京都港区麻布十番2-13-2)
- - 問い合わせ: 求龍堂(担当平澤)03-3239-3381
こちらのシルクスクリーン版画は、一切の妥協を許さない高品質な作品となっているため、アート愛好者からも注目を集めそうです。SHOGEN氏のユニークな視点と求龍堂の卓越した技術が融合したこのプロジェクト、ぜひお見逃しなく。アートを生活の一部として取り入れ、心を豊かにするこの機会をお楽しみください。