『石の刃』 - 米澤穂信と星野源の夢のコラボで生まれたリーガルミステリ
2026年11月25日(水)、株式会社KADOKAWAより、米澤穂信が著作となる新作小説『石の刃』が発売されることが発表されました。この作品は、俳優・音楽家・文筆家として多才な才能を持つ星野源が、プロデュース、写真ディレクション、さらには作品内にも出演するという形で関わっています。
概要と背景
本作は米澤穂信が初めて手掛けるリーガルミステリ。物語の中心には、控訴審を迎える弁護士・絵島がいます。絵島が依頼を受けたのは、夫の復讐心から殺人を犯したとされる被告人、小布井春子の控訴審です。小布井は重い有罪判決を受けたものの、事件については一切口を閉ざしたまま。絵島は、裁判資料や関連者に聞き込み、現地調査を通じて真実を追求します。
この作品は、米澤穂信が自身の文体を活かしながら、緊迫感あふれる法廷ドラマとトリッキーな戦略を融合させたものです。「勝てる見込みはほとんどない」とされる控訴審で、絵島がどのように戦うのか、そしてどのような真相が待ち受けているのか、読者の期待が高まります。
星野源のこだわり抜いたカバービジュアル
星野源の関与は、作品のビジュアル面でも際立っています。2018年に彼のアイデアからスタートしたこのプロジェクトは、米澤との交流をきっかけに進展し、連載が行われてきました。連載中には、星野自身が絵島というキャラクターを彼自身の視点で表現し、各章の扉を飾る写真をディレクションしました。
そして今回の書籍化に合わせて、星野は原稿を読み直し、カバーや扉のために新たな写真を撮り下ろしました。自身の手で選んだカメラマン、デザイナーとともに、絵島の姿に新たな命を吹き込みます。しかしそれだけではなく、スタイリングにも深く関与し、彼のこだわりが感じられる装丁が完成しました。
あらすじ
物語は、虎ノ門の法律事務所に勤める弁護士・絵島が、控訴審での依頼を引き受けたことから始まります。小布井春子は、夫を復讐するために無実の被害者を展望台から突き落としたという容疑をかけられ、一審で有罪判決を受けました。小布井の部屋からは計画が詳細に記された日記が見つかり、事件は世間を驚かせています。彼女は控訴を望まない姿勢を崩さず、事件の詳細についても何も話そうとしません。
絵島は彼女と接見し、事実を明らかにするための聞き込みと現地調査を進めます。控訴の道を歩むために必要な情報を探し出す中で、絵島はさまざまな困難に直面し、次第に彼自身の姿勢も問われることになるのです。最終的に彼がたどり着く真実とは、一体何なのでしょうか。
発売と特典
『石の刃』の定価は2,475円(本体2,250円+税)、四六判の上製で472ページの大ボリュームとなっています。また、初回出荷限定では、米澤穂信と星野源のコメント・サイン入りカバー仕様(印字になります)が付属する予定です。
主なクレジットとして、カバー写真はTISCH(MARE Inc.)が手掛け、装丁にはアルビレオが関わっています。ヘアメイクは廣瀬瑠美、スタイリングは中兼英朗が担当しました。
【詳細ページ】
『石の刃』特設サイト:
https://kadobun.jp/special/ishino_yaiba/
公式X:
https://x.com/ishino_yaiba
米澤穂信と星野源のコラボレーションが生み出した『石の刃』。リーガルミステリの粋を追求した一作をお見逃しなく!