日本フィルハーモニー交響楽団が70周年を祝う特別シーズン
公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団が、2026年に創立70周年を迎えるのを記念して、70周年特別定期会員券の発売を行います。この特別なシーズンは、2026年4月から2027年3月までの間にわたります。一般販売は2025年12月11日(木)からスタートし、ファンにとって見逃せない機会となります。
70年の歴史を持つ日本フィルは、これまで多くの名演奏を行ってきました。特に、首席指揮者のカーチュン・ウォン氏によるマーラー編曲の「第九」で幕を開ける定期演奏会が予定されており、彼が手掛ける壮大な作品を通じて70周年の感謝を表現します。
多彩な演奏ラインナップ
記念シーズンでは、昨年から首席指揮者を務めるカーチュン・ウォンをはじめ、桂冠名誉指揮者の小林研一郎やフレンド・オブ・JPOである広上淳一等、様々な立場の著名な指揮者が参加。特に、ウォン氏の指揮によるベートーヴェンのピアノ協奏曲や彼自身が得意とするマーラー作品を楽しむことができます。
また、特別な定期会員券の購入者には、なんと10回券を購入した場合に対して最大で40%の割引が提供されるという嬉しい特典も。さらに、7周年を祝う特別プレゼントや、演奏会の最優先発売が特典として含まれています。
定期会員特典
定期会員としての特典は、専用指定席、次年度シーズンの優先確保、チケットの振替が可能であるなど、充実した内容。特に、若い世代向けのYs席会員は、1公演あたりわずか1,500円というリーズナブルな価格で楽しめるため、学生にも優しい設計となっています。
70周年特別演奏会
更に、特別演奏会としてマーラーの《千人の交響曲》の演奏も計画されており、指揮はウォン氏が担当します。近年の日本フィルの演奏パフォーマンスは高く評価されており、この特別な演奏会も必見と言えるでしょう。
2026年コンサートスケジュール
- - 4月10日: カーチュン・ウォン指揮、マーラー「第九」
- - 5月22日: アレクサンダー・リープライヒ指揮
- - 6月21日: マーラー《千人の交響曲》演奏会
- - 6月6日: 広上淳一指揮の下、ガーシュウィンの映像音楽
- - 9月11日: アレクサンドル・ラザレフ指揮、ショスタコーヴィチの大作
このように、日本フィルの70周年シーズンには、数々の豪華な演奏会が控えています。音楽を愛する全ての方々にとって、有意義な時間を過ごす貴重な機会となることでしょう。ぜひ、この機会をお見逃しなく。詳しい情報は日本フィルの公式ウェブサイトにてご確認ください。