ハンス・ジマーの音楽を映画館で体験する特別な時間がやってくる

ハンス・ジマーの音楽を体感する特別な映画体験

映画館という特別な空間で、音楽の巨匠ハンス・ジマーの世界に浸る瞬間がついに訪れます。2025年に制作されたコンサート映画『ワールド・オブ・ハンス・ジマー：新次元へ』が、12月26日（金）に東京・TOHOシネマズ日比谷にて先行公開されることが発表されました。この作品では、音楽と映像が織り成す壮大な感動体験が待っています。

先行上映情報と公式予告編

この先行上映は、2026年1月9日から大阪のTOHOシネマズ梅田や札幌のTOHOシネマズすすきの、さらに吉祥寺オデヲンでも開催される予定です。公開に先駆けて、劇場予告編も完成し、その内容が話題を集めています。前回のコンサート映画『ハンス・ジマー＆フレンズ：ダイアモンド・イン・ザ・デザート』とは異なり、『新次元へ』は、独自のクラシカルなスタイルを取り入れ、観客を感動の渦に巻き込みます。

美しい演奏と参加アーティスト

この作品では、ハンス・ジマーの長きにわたるパートナーである指揮者ギャヴィン・グリーナウェイのもと、壮大な演奏が展開されます。『パイレーツ・オブ・カリビアン』や『ライオン・キング』など、映画音楽の名曲たちが次々と披露され、観客を音楽の世界へ導いてくれます。特に注目すべきは、リサ・ジェラードやレボ・エムといった国際的なアーティストの参加に加え、日本人チェリストの村中麻里子が織りなす力強い演奏です。これにより、コンサートはよりダイナミックで臨場感あふれるものとなります。

本編の魅力と内容

映画本編では、ハンス・ジマー自身のトークや、彼の長年の友人であるジェリー・ブラッカイマーやガイ・リッチーとの対話を通して、映画音楽制作の裏側を垣間見ることができます。また、感動的な音楽が映画の印象をより一層引き立て、観客に新たな感動をもたらします。

途中で進化する体験

オーパス・クラシク年間最優秀賞ツアー賞を受賞したこのコンサートは、映画を愛する全ての人々にとって、まさに見逃せないイベントです。約140分の上映時間で、数々の名画から厳選した楽曲が披露され、映画館の大スクリーンという特別な空間で楽しむことができます。

セットリストと特別鑑賞料

本作品の印象深いセットリストには、『ドライビング MISS デイジー』や『パール・ハーバー』、さらには『ダークナイト』や『インセプション』など、多彩な作品が勢揃いし、名曲の数々が映画館を熱くします。特別鑑賞料金は一般3,000円、学生・障がい者は2,500円で、地域やスクリーンによって料金が異なる場合もあるので、事前確認が必要です。

ハンス・ジマーの功績

ハンス・ジマーは、アカデミー賞®やゴールデングローブ賞、グラミー賞など多くの賞を受賞しており、『デューン：サンドの惑星』や『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』などの作品で、その才能を発揮しています。彼の音楽は、ただの映画のバックグラウンドではなく、ストーリーをより深く味わわせる要素として欠かせない存在となっています。