「デザコン2024 阿南 official book」が全国発売！技術とアイデアを競うデザインコンペの全貌

「デザコン2024 阿南 official book」がついに発売！

2025年4月22日(火)、全国の書店やオンラインストアで「デザコン2024 阿南 official book」が発売されます。この書籍は、第21回全国高等専門学校デザインコンペティション、通称デザコンの公式記録集です。出版元は、建築・住宅・インテリアに関する専門書を発行する株式会社建築資料研究社。全国58校の高専の学生たちが競い合うこの大会の全容が凝縮されています。

デザコンとは何か？

デザコンは、実践的で創造的な技術者を育成することを目指す高等教育機関である高専の学生による全国規模のデザインコンペティションです。土木や建築系を中心に、多くの高専生が自らの専門的な知識を駆使し、エンジニアリング・デザインの力を試し合う場となっています。

この大会は、ロボコンやプロコン、プレコンと並ぶ高専の大イベントであり、技術と思考を競う学生たちにとってのチャンスです。

書籍の概要について

「デザコン2024 阿南 official book」は、21回目を迎えるデザコンの記録を詳細にまとめた内容となっています。学生たちが「つながり」をテーマに、技術やアイデア、そして表現を「繋」がせる様子を記録した貴重な一冊です。出場した阿南工業高等専門学校を中心に、各部門での作品数は合計268点に上ります。

空間デザイン部門

空間デザイン部門のテーマは「タテ×ヨコ」。災害を考慮し、さまざまな学問的視点から地域資源を活用した新しい空間デザインの提案が求められています。この部門には全国から112の作品が集まり、審査が行われました。作品の背後にあるアイデアや技術がどのように評価されたのか、そのプロセスを詳細に記録しています。

構造デザイン部門

構造デザイン部門では「つなげる架け橋」というテーマのもと、紙と木工接着剤だけで橋を構築する競技が行われました。参加者は、橋を構成する部品をつなぐ工夫を競い、実際に強度や可動性のテストに挑みました。全国およびモンゴルからの参加があり、52作品がエントリーしました。この部門の審査過程もリアルに記録されています。