株式会社KADOKAWAが新たに展開する「KADOKAWA Masterpiece Comics」シリーズの第4弾として、文豪・夏目漱石の作品『門』のコミカライズが始まります。この新連載は、2026年2月5日(木)から、KADOKAWAが運営する漫画サイト「カドコミ」で読むことが可能です。
『門』は、漱石の前期三部作の最後の作品として称され、恋愛というテーマを軸にした禁断の物語が展開されます。特に、親友を裏切って結ばれた恋愛というスタートは、非常にドラマティックであり、読む者に深く響くものがあります。この作品を漫画化するにあたり、絵本のような緻密な表現を得意とする漫画家、鈴木夏菜が担当しています。
鈴木夏菜は日本大学藝術学部を卒業後、イラストレーターとして数々のブランドとコラボしてきました。また、2019年には「月刊!スピリッツ」にて自らの漫画作品を発表し、正式に漫画家としてデビューを果たしました。彼女はその独自のスタイルと表現力で、漱石の複雑な感情をどのように漫画として具現化するのか、期待が高まります。
夏目漱石は1867年に東京で生まれ、英文学を学んだ後に多くの名作を世に送り出しました。『吾輩は猫である』や『こころ』など、彼の作品は日本文学において欠かせない存在となっており、『門』もその一環として評価されています。漱石の時代背景や文学観が深く反映されたこの作品は、禁断と言うテーマに沿って、男女の心理を鋭く描きます。
今回のコミカライズでは、ただ物語をなぞるだけでなく、現代的な視点やデザインにもこだわった仕上がりが期待されており、大人にとっても新たな学びをもたらすものになるでしょう。作品の中で描かれる恋愛や葛藤は、読者それぞれの経験や感情と重なり合う可能性があります。
『門』の連載が開始される2月5日を前に、既に読者の期待が集まっています。また、同日には他の作品として、宮川舟が漫画を担当する『本陣殺人事件』や、國安ユウキによる『ヰタ・セクスアリス』も登場予定です。これによって、KADOKAWA Masterpiece Comicsは多様なジャンルとテーマの作品を提供することで、読者の心をつかむ企画となっています。
『門』のコミックス自体は、2026年3月19日(木)に発売予定です。この機会に、文豪の作品を新たな形で体験してみてはいかがでしょうか。暑い夏の夜に、この禁断のラブストーリーを楽しみながら、文学の深さに触れることができるはずです。各作品の詳細はKADOKAWAの公式ウェブサイトまたは「カドコミ」でチェックできます。夏目漱石の豊かな感情表現と、鈴木夏菜の独特な画風が織りなす新たな『門』、是非ご期待ください。