絵本ナビが絵本を必要とする子どもたちへ届ける初のクラウドファンディング
株式会社絵本ナビは、良質な絵本を通じて子どもたちの成長を支援する「こどもえほんだなプロジェクト」をスタートしました。これに伴い、個人でも参加できるクラウドファンディングを初めて実施し、子ども支援施設へ絵本と絵本棚を寄贈します。目標金額は10万円、実施期間は2025年7月4日から8月8日までとなります。
クラウドファンディングの目的
このプロジェクトは、絵本を通じて大人と子どもが一緒に過ごし、子どもたちが新しい世界に触れる機会を提供することを目指しています。絵本ナビのミッションである「“幸せな時間”を増やすことに貢献する」ために、絵本を必要とする施設とそれを支援したい企業や個人をつなげる活動です。
青少年支援の実績としては、過去70件以上の寄贈を企業や団体からの協賛で実現してきました。また、2023年3月から開始した「寄贈を希望する施設」の募集でも、多くの応募があり、150件以上の施設から申請が寄せられています。
最初の寄贈先
クラウドファンディングによる寄贈先は、応募数が最も多かった障がい児支援施設の中から選ばれました。神奈川県横浜市にある「放課後等デイサービス ぐっと、あっと鶴見」に絵本と絵本棚が贈られます。この寄贈は、支援金が目標金額の10万円に達した場合に行われます。
寄贈品と返礼品
寄贈される絵本は、子どもたち向けの約30冊で、選書には絵本ナビの専門チームが携わります。絵本は未就学児から小学校低学年向けの国内外の名作を選定しています。さらに、子どもたちの安全に配慮した絵本棚も一台寄贈されます。この本棚は、長持ちしやすい素材で作られており、サイズは幅62.7 cm、奥行30 cm、高さ90 cmです。
クラウドファンディングの支援は、1冊分の金額から可能で、支援者にはオリジナルグッズとして絵本ナビ連載漫画『ラッコのだっこちゃん』のステッカーや、絵本棚への名入れといった特典も用意されています。
SDGsへの貢献
このプロジェクトは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」をはじめ、目標5「ジェンダー平等を実現しよう」や目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」など、複数の目標に向けた取り組みでもあります。家庭環境にかかわらず、質の高い絵本に出会える機会を提供することを目指しています。
会社概要
株式会社絵本ナビは、2001年に設立され、東京都港区に本社を置いています。代表取締役社長CEOは金柿秀幸氏で、メディア事業、コマース事業、コンテンツ事業などを展開しています。詳細は公式サイト(
https://corp.ehonnavi.net/)で確認できます。
まとめ
この「こどもえほんだなプロジェクト」によって、絵本を通して子どもたちに新たな学びの場を提供し、社会貢献活動がさらに広がることを期待しています。初めてのクラウドファンディングを通じて、個人からの支援が絵本を必要とする子どもたちに届くことになります。皆様の温かいご支援をお待ちしております。