将棋を楽しむ新たな教材、『マンガでわかる子ども・初級者のための3手詰』が発売
株式会社マイナビ出版より、将棋を学ぶ子どもや初心者向けに、人気棋士・豊島将之九段監修の新刊『マンガでわかる子ども・初級者のための3手詰』が2025年11月17日に発売されることが発表されました。この新しい教材は、将棋の基本を楽しく学べるように工夫が凝らされています。
待望の続編で新たなチャレンジ
本書は、豊島九段が監修した前作『マンガでわかる子ども・初級者のための1手詰』の続編としてリリースされます。今回は、将棋の基本中の基本である「3手詰」がテーマです。豊島九段が5つに分裂した「ミニしま先生」を探す奇想天外なストーリーが、子どもたちの興味を引きつけます。
1手詰をクリアした子どもたちは、次のステップとしてこの3手詰に挑戦できる絶好の機会です。将棋の楽しさを実感しながら、自然とスキルアップを図ることができます。
読みやすさに配慮した内容
本書の特徴的なポイントの一つは、すべての漢字にルビが付いている点です。これにより、将棋に不安を感じるお子さまでも安心して取り組むことができます。内容は子どもにも理解しやすいよう配慮されており、親子での学習にも最適です。
第1章では、「3手詰のコツ」をマンガ形式で楽しく学ぶことができ、続く第2章では実際に問題に挑戦します。問題はやさしいものから始まり、段階的にレベルが上がるため、無理なくスキルを向上させることができる仕組みになっています。特定の問題ごとには「目の付けどころ」や軽いヒントが用意されており、万が一つまずいてしまっても答えを見ることができるため、ストレスなく学ぶことが可能です。
さらなる将棋の楽しみ方
この教材を通じて3手詰の技術を身につけることで、実戦にも自信を持って臨むことができるでしょう。何度も本書を繰り返し読むことで、その理解を深め、将棋を楽しむ幅が広がります。豊島九段もそのまえがきで、3手詰を通じて自信を持って将棋を指せるようになることを期待しています。
まとめ
将棋コミュニティの支援を大切にするマイナビ出版は、これまでも小中学生向けのイベントや書籍を取り扱い、将棋を楽しむ子どもたちを応援しています。『マンガでわかる子ども・初級者のための3手詰』は、その一環として登場する新たな教材です。将棋の楽しさを学びながら、次世代の棋士を育成するこの活動は、将棋界全体にとっても大きな意味を持つものです。
豊島将之九段と小田切秀人氏のコラボにより生まれたこの新刊は、将棋を学びたいすべての子どもたちにとって、嬉しい一歩となるでしょう。