話題の短編シリーズ
2025-06-03 10:50:04

人気作家陣による短編小説集「1日10分」シリーズが話題に!

「1日10分」シリーズが人気の理由



子供たちの読書時間として、多くの学校で取り入れられている「朝読」。このよき習慣を通じて、親たちはどの本を子供に読ませるべきか悩むことが多いです。そんな中、双葉文庫から出版された「NHK国際放送が選んだ日本の名作」、通称「1日10分」シリーズが注目を集めています。このシリーズは、短編小説形式で構成されており、手に取りやすく、忙しい朝の10分間にぴったり合った内容となっているため、学校の始業前に読むのに最適です。

至極の短編が味わえる



現在「1日10分」シリーズは、全4巻が刊行されています。各巻には人気作家による厳選された短編が収められており、例えば、

  • - 「1日10分のしあわせ」 には、朝井リョウや重松清などの作家が参加。
  • - 「1日10分のごほうび」 では、赤川次郎や吉本ばななといった著名な作家の作品が楽しめます。
  • - 「1日10分のぜいたく」 には、あさのあつこや宮下奈都など多様な作家の短編が収められています。
  • - 「1日10分のときめき」 では、石田衣良や川上未映子の作品が特徴的です。

各巻の構成は子供たちが短い時間で楽しめるように工夫されており、小学校高学年から中学生でも抵抗なく読み進めることができる内容です。特に普段それほど読書をしないお子さんにとっては、一話一話が短いため、続けやすく、めったに本を手に取らない子にもおすすめです。

文化と家族を学ぶ体験



さらにこのシリーズは、NHK国際放送によって、世界17言語に翻訳されている作品を集めたため、日本の文化や日常生活、家族の形などが描かれており、ただ物語を楽しむだけではなく新たな発見があることでしょう。文学を通じて、子供たちに自国の文化を理解させる良い機会にもなります。

作家との新たな出会い



このシリーズには総勢28名の作家が参加しており、計42作品が収められています。そのため、子供たちは今まで知っていた作家とはまた違った作品に出会うことで、読書の世界が一気に広がることでしょう。各作品の巻末には収録作がどの短編集に含まれているかが記載されているため、興味を持った作品があれば、その作家の他の作品にも触れやすくなっています。

親子で共に楽しむ読書



「1日10分」シリーズは、子供たちに幸せな気持ちや、頑張った自分へのごほうび、一日をちょっと贅沢にスタートさせるための気持ちを持たせてくれる、そんな素晴らしい短編小説集です。読書を通じて親子で楽しみ、感想を共有することもできるため、ぜひご家族一緒に手にとって読んでみてはいかがでしょうか?

書誌情報


  • - タイトル: 1日10分のしあわせ NHK国際放送が選んだ日本の名作 (ISBN: 9784575522402)
  • - 出版: 双葉社 (定価 560円税抜)
  • - 発売日: 2019年7月11日

  • - タイトル: 1日10分のごほうび NHK国際放送が選んだ日本の名作 (ISBN: 9784575523287)
  • - 出版: 双葉社 (定価 616円税抜)
  • - 発売日: 2020年3月12日

  • - タイトル: 1日10分のぜいたく NHK国際放送が選んだ日本の名作 (ISBN: 9784575524079)
  • - 出版: 双葉社 (定価 616円税抜)
  • - 発売日: 2020年10月15日

  • - タイトル: 1日10分のときめき NHK国際放送が選んだ日本の名作 (ISBN: 9784575527261)
  • - 出版: 双葉社 (定価 660円税抜)
  • - 発売日: 2024年2月14日


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