100歳まで食べて飲んで楽しむ!肝臓を復活させる新常識とは?
2025年2月19日、株式会社東洋経済新報社から新たに刊行される書籍『肝臓大復活 100歳まで食・酒を楽しむ「強肝臓」の作り方』。この本は、日本肝臓学会認定の肝臓専門医である栗原毅氏が執筆したもので、肝臓を健康にするための知識がたっぷり詰まっています。特にお酒が好きなビジネスパーソンにとっては、まさに救世主となるでしょう。
肝臓は何歳からでも復活可能
栗原医師によると、「肝臓は歳をとらない臓器」であり、正しい生活習慣を心がけることで、肝機能を回復させることができるそうです。脂肪肝やアルコールの摂取過多で肝機能が低下した場合でも、ポイントを押さえた生活改善を行えば、比較的早い段階で任意の肝機能を取り戻すことが可能です。
この点で、肝臓は体全体の健康を支える「縁の下の力持ち」と言えるでしょう。したがって、肝臓の健康を守ることは、健康寿命を延ばすために非常に重要な要素となります。
怖い「肝臓の沈黙」を理解する
肝臓は「沈黙の臓器」とも言われ、脂肪肝が進行しても無症状なことが多いため、気づかないうちに状態が悪化してしまうことがあります。早期の対策が必要ですが、まずはご自身の生活習慣を見直すことが肝要です。
やめるべき習慣とは?
最近、多くの人々が肝臓を弱らせてしまう「間違った習慣」に気付いていません。意外にも「体に良い」と信じて続けている習慣が、実は肝-functionに悪影響を与えていることもあります。実際に栗原医師が指摘する肝臓に悪い習慣には、以下のようなものがあります。
1. 過度なカロリー制限
- 高カロリーの食事を控えたつもりでも、糖質の過剰摂取が肝臓にダメージを与える可能性があります。特に、糖質制限を行うことで肝臓の機能を守ることができるため、カロリー計算から解放されることが肝心です。
2. 不適切なお酒の楽しみ方
- 適量であれば毎日お酒を楽しんでも問題ありませんが、休肝日を設けることで反動で飲みすぎることがあるため、習慣的な飲酒といった形で適量を守ったほうが良いとされています。
3. 特定の食品の誤解
- シジミやウコン、牡蠣などが健康食というイメージが強いですが、実はこれらが必ずしも肝臓に良いとは言えないケースも存在します。
肝臓を復活させるための新常識
書籍では、肝臓を元気にするための「新常識」として、様々な知識が紹介されています。中でも、以下のポイントは特に実践しやすく、生活に取り入れやすいと思います。
- - 毎日の適量飲酒が可能 : 1日の純アルコール量を7-40gに設定。これが健康には良いとされています。
- - 食生活の見直し : 糖質過多を避けることと、脂肪肝予防の重要性が強調されています。
著者情報
著者の栗原毅氏は、栗原クリニック東京・日本橋の院長であり、医学博士として、多くの肝臓病患者の治療に従事してきました。実績のある医師として、多方面にわたって肝臓に関する情報発信を行っています。また、多数の著書も持ち、メディアでもそのわかりやすい解説が人気です。
終わりに
『肝臓大復活』は、健康で長生きしたいすべての方にとって必読の一冊です。肝臓の健康を守り、食べて飲んで充実した人生を送るための知識が盛りだくさん。是非手に取って、肝臓を元気にしていきましょう!