鳥取県が万博ロスを楽しむ新たな提案
大阪・関西万博が10月13日に盛況のうちに閉幕しましたが、鳥取県はその後の盛り上がりを維持するため、ユニークなイベントやキャンペーンを展開していきます。来場者数は583,246人に達し、多くの方々が「鳥取無限砂丘」や「まんが王国」といった特色ある魅力を堪能しました。来場者の声も様々で、「プロジェクションマッピングの美しさには感動した」「コナンの作者が鳥取県出身とは知らなかった」など、鳥取の魅力が広がったことを実感できたようです。
新たな拠点「まんが王国とっとり ええもん売ってマンガな」とは
万博のあとの楽しみを提供するため、鳥取県はリーベルホテル大阪の1階に新たな情報拠点「まんが王国とっとり ええもん売ってマンガな」を開設しました。このスポットでは、鳥取県産の美味しい梨や柿、さらには万博会場で好評だったまんが関連グッズも販売されます。そして、記念撮影ができるキャラクター展示や、ヨルダンとの砂を利用した展示なども行われており、観光PRの場にもなっています。
オープニングセレモニーは10月14日に行われ、名探偵コナンやゲゲゲの鬼太郎といった人気キャラクターも駆けつけました。平井知事は「鳥取県は大阪・関西万博の楽しみを続けます」とアピールし、今後も様々なイベントを通じて鳥取の魅力を発信し続ける意向を示しました。
アフター万博のキャンペーン展開
「アフター万博ウェルカニキャンペーン」は、10月14日から始まり、蟹取県に訪れた宿泊客に毎月100人にカニをプレゼントするというもの。さらに、抽選で22名には蟹取県の詰め合わせが贈られるなど、フォロワーを対象にしたキャンペーンも実施され、万博の余韻を楽しみながら、鳥取県へのと思いを馳せることができます。
また、「グルメでリアルとっとり」キャンペーンが10月14日から始まり、関西で鳥取の食材を楽しめる店情報をSNSで発信することを奨励します。投稿や利用した店舗のレシート画像を送ることで、県産食材や観光施設の利用券が抽選で当たる仕組みです。
スタンプラリーと砂の展示体験
万博会場のスタンプを鳥取に移し替えた「アフター万博砂ンプラリー」もスタートします。スタンプ集めを楽しむことで、万博の思い出を引き続き楽しむ機会が設けられます。さらに、ヨルダンの赤い砂や特別な砂絵ポストカード体験も用意され、独自のワークショップも展開される見込みです。
鳥取県ゾーンの特色
鳥取県ゾーンのテーマは、「まんが王国」・「鳥取砂丘」・「豊かな食文化」であり、地元出身の漫画家たちを紹介するコーナーも大盛況でした。まんがファンにとっては聖地巡礼としても訪れる価値があるスポットになっています。メインの「鳥取無限砂丘」では、虫眼鏡デバイスを使って特産物や観光スポットを視覚的に楽しむことができるとともに、プロジェクションマッピングが美しい映像を演出しました。
鳥取県の万博外交
その中でも「サンド・アライアンス」の取り組みが注目されており、7つの砂に関連するパビリオンが連携し、友好を深めながら万博外交を進めています。これらの活動を通じて、鳥取県はさらなる魅力を発信し続けることが期待されています。
アフター万博を楽しむバリエーション豊かなイベントが目白押しの鳥取県は、万博ロスを感じている方々には特に注目の地域です。