インゲージのRuby支援
2025-11-05 10:52:24

インゲージがRuby技術者支援に向けて重要な翻訳プロジェクトを開始

インゲージがRuby技術者支援に向けて重要な翻訳プロジェクトを開始



株式会社インゲージ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:和田 哲也)は、プログラミングにおけるRubyの重要性を改めて認識し、技術者の育成を目的とした翻訳プロジェクトに支援を行うことを発表しました。対象となるのは、Rubyコミュニティのバイブルとも言える書籍『プログラミングRuby 第5版』です。このプロジェクトは、Ruby技術者にとっての新たな知見を提供し、技術者コミュニティの発展に寄与します。

背景



インゲージは、顧客対応クラウド『Re:lation』を提供し、6,000社を超える導入実績を誇ります。その開発は長年Rubyによって支えられてきました。顧客のコミュニケーションの課題を解決するため、インゲージはコミュニケーションの資産化を促進する『コムアセット』の実現に邁進しています。社内では、Ruby開発の権威であるまつもとゆきひろ氏を技術顧問として迎え、さらなる技術力の向上を図っています。

しかし、近年、技術書の日本語訳が減少している現状があります。特に、最新の技術書が不足していることは、デジタルトランスフォーメーション(DX)を支える技術者の育成において重大な課題です。こうした背景のもと、インゲージは『プログラミングRuby 第5版』の翻訳プロジェクトに対し、書籍スポンサーとして支援を決定しました。

『プログラミングRuby 第5版』翻訳プロジェクトとは



この書籍は、1999年に初版が出版されて以来、多くのRuby開発者に愛され続けています。特に、2000年に出版された第5版は、米国のRubyコミュニティの結束を促す重要な役割を果たしました。これまで日本語訳はRuby 1.9以降行われておらず、現在の安定版であるRuby 3系に対応した日本語版の発行が待望されています。この翻訳が実現することで、日本の技術者たちは最新の知識にアクセスしやすくなり、より高度な技術者が育成されることが期待されます。インゲージはこの意義に賛同し、翻訳作業に必要な費用を支援します。

インゲージの和田社長は、「歴史的にも価値のある書籍を通じて、新たな技術者が育成されることに貢献できることを嬉しく思います」と述べています。

今後の計画



2024年には『Programming Ruby 3.3 (5th Edition)』が刊行され、同時に日本語版も発行される予定です。インゲージは、今後もRuby技術者コミュニティの活性化に貢献し、企業のコミュニケーションの課題解決をサポートするサービスを提供していく方針です。
また、技術コミュニティへの積極的な参与を通じて、自社の成長やITインフラの発展も同時に推進していく考えです。

『Re:lation』のご紹介



インゲージが提供する『Re:lation』は、メール、電話、チャットなどすべての顧客コミュニケーションを一元管理し、情報を資産化することで、より効率的な対応を実現するクラウドサービスです。グッドデザイン賞を受賞するほど、使いやすさを追求したデザインが評価されています。11年間で6,000社以上に導入され、様々な業界で広く利用されています。

インゲージは、これからも顧客ニーズに応え、Rubyとのさらなる連携を強化し、次なる一歩を踏み出します。


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