近鉄ファン必携の書籍『近鉄バファローズ大全』が2025年に登場！

近鉄ファン必携の書籍『近鉄バファローズ大全[増補改訂版]』

2025年10月9日に発売される未だ多くのファンに愛される近鉄バファローズの集大成とも言える書籍『近鉄バファローズ大全[増補改訂版]』。その魅力は、消滅から21年の時を経てなお多くの人々の心に残る「猛牛軍団」の歴史を、詳細に振り返ることができるところにあります。著者の近藤隆夫氏が贈るこの一冊は、間違いなくプロ野球ファンにとって必携のアイテムとなるでしょう。

猛牛軍団の記憶を甦らせる内容

本書では、プロ野球史において語り継がれる激闘、特に1988年10月19日に行われた「10.19決戦」を中心に、近鉄バファローズの栄光と苦闘の歴史が丁寧に描かれています。この試合は、ロッテと近鉄が争ったダブルヘッダーの一つであり、近鉄ファンにとっては忘れられない悲劇の名勝負です。37年の時を経て、この試合の詳細を振り返りながら、著者は当時の選手たちやOBたちの証言を交え、多角的に分析しています。

章立て紹介

本書は4つの章に分かれており、それぞれに興味深い内容が盛り込まれています。

- 第1章：忘れ難きパ・リーグの一番長い日 では、伝説の「10・19」川崎での試合について球審や選手の証言を基に詳細を解明。
- 第2章：10・19からの逆襲といてまえ打線 では、阿波野秀幸や梨田昌孝などのインタビューを通じての選手の心情に迫ります。
- 第3章：1979・1980の躍動 では、プレーオフでの栄光の瞬間を生々しく描写。特に「ガッツマン」平野のバックホームは非常に印象的です。
- 第4章：猛牛軍団の源流 では、西本幸雄監督や鈴木啓示の存在がいかにチームを支えたのかについて言及。これは、近鉄のファンにとって心躍る内容となっています。