TOAIが掲げるAI時代の新たなビジネスモデル、全社戦略を発表

TOAIが新たな時代に向けて大きな一歩を踏み出す

株式会社TOAIは、AI（人工知能）の時代に向けた新たなビジネス戦略を発表しました。西日本最大のカラオケチェーン「ジャンカラ」を運営する同社は、今後の企業活動にAIを基盤とした革新を取り入れ、その可能性を最大限に引き出すことを目指しています。社名の「TOAI」は「To → AI」を表し、AI時代への意欲的な進展を象徴しています。

AIを活用した顧客体験の向上

TOAIはAIを単なる効率化ツールと見なすのではなく、新たな価値を創出する源泉と位置づけています。顧客にとっては「もっと楽しく、もっと感動」を提供し、従業員に対しては「誰もがプロフェッショナルになれる環境」を整えることで、全方位から企業体験を進化させていく意向です。加えて、社内の意思決定もAIを活用して迅速化し、最適な経営判断を下す体制を確立することを目指しています。

トップレベルのAI人材を積極採用

TOAIは、AIの戦略を推進する中で、最高峰のAI人材の採用に力を入れています。これにより、業界内外における競争力を強化し、優位性を築くことを狙います。優秀な人材の獲得は、単なるコストではなく、顧客体験の革新や従業員環境の改善につながる重要な投資として捉えています。また、AI戦略の実施を統括するCAIO（Chief AI Officer）のポジションも設け、透明性のある取り組みで企業文化を変革していきます。

人事評価制度の革新

TOAIは、人事評価制度においてもAIを活用した新たな仕組みを導入する予定です。「AI Transformation Partner制度（ATP制度）」を設けて、全従業員にAIスキルの習得を促し、評価基準を明確化します。この変革により、従業員の市場価値を高めるだけでなく、企業全体の成績向上へと繋がることを期待しています。

驚きの社内コンテストを実施

TOAIは、全社員がAIを使いこなす企業を目指し、賞金総額最大1,000万円のAI活用社内コンテストを開催します。このコンテストを通じて業務の効率化やお客様体験の向上に寄与する提案を募り、全社的な意識の変革を図ります。

ジャンカラの成り立ちと今後の展望

同社は1990年にカラオケ事業をスタートさせ、以来、多様なサービス展開で成長を遂げてきました。無人受付精算機の導入や、簡単に予約や受付ができるスマホアプリの開発等、DX化を推進し続け、革新的なカラオケ体験を提供しています。TOAIは今後も新たな挑戦を続け、エンターテインメント事業のさらなる発展を目指して邁進します。