稼ぐ力を学ぶ
2026-07-02 11:52:36

デザイン教育の「稼ぐ力」不足を解消する書籍を発表

デザイン教育が進化を遂げる中、あらためて見えてきた業界の重大な課題がある。それは、デザイナーとしての「稼ぐ力」を育成する教育機関がほとんど存在しないという現状だ。株式会社Harukazeが30機関を調査した結果、実に29の機関がキャリア支援に力を入れている一方で、「単価交渉や契約」といった具体的な稼ぎ方を体系的に教えているのはわずか1機関のみという衝撃の事実が明らかとなった。

AIの急速な進化に伴い、デザイン業界でも新しいスキルが求められるようになっている。しかし、学生や若手クリエイターたちは、単にデザインを制作する力だけではなく、収入を上げるためのノウハウやスキルについても学ぶ必要がある。この重要なテーマに真っ向から向き合った著者、コンドウハルキ(22歳)が自身初となる著書『ズルいほど稼げるデザイナーの仕事術』を2026年7月15日に発行する。

著書の中でハルキ氏は、デザイン教育の現状に対して「学ぶ場は多くても、稼ぐ方法を学べる場がほとんどない」と訴えている。彼の調査結果は、特に就職を目指す教育課程において、実際に個人で稼ぐ力を養う授業が薄くなりがちであることを示している。特に美術大学では、クライアントワークを教える機関は多いものの、単価交渉や営業方法についてしっかりと教育しているところはゼロに等しい。

同調査の結果から見えるように、デザイン教育機関間での「稼ぐ方法」を教える実指導においては、顕著な差が存在する。専門学校やオンラインスクールでは、きちんとした教育プログラムが実施されているところもあり、その実績が見えているが、美術大学や専門学校の中には、個人的に営業やSNSを使ったプロモーション方法を教えることが一部に限られている現実がある。

これを受け、コンドウハルキ氏はデザインスクール『デザジュク』を運営し、実際に数多くの若手デザイナーやクリエイターに対して、1対1でのメンターシップを提供し、諸々のスキルを教えてきた。 彼の指導を通じて、受講生は様々な成功事例を生んでおり、特に営業や提案方法を学んだことによって収入を大きく伸ばした受講生もいる。例えば、副業歴7年の湯浅さんは、デザジュク入会初月に収入が大幅に増加。4児の母であるみちるさんも、営業やタスク管理を学ぶことで月収を劇的に向上させた。

このような受講生の成功事例を背景にした『ズルいほど稼げるデザイナーの仕事術』は、稼ぎ方や自身の価値を高めるために重要な一冊となるだろう。著書のリリースに際し、彼は読者にメッセージを寄せており、特に「制作スキル」と「稼ぐスキル」を別物として捉え、それらを区別して学ぶ重要性を語っている。

著者のハルキ氏は、小学2年生からデザインに親しみ、中学2年生で起業して以来、独自の視点でデザインに取り組んできた。今、彼が直面しているのは、若手デザイナーたちが直面する「AIにできないことをいかにして提供できるか」、その視点だ。これからのデザインの未来に向けた思考が詰まった本書は、全てのクリエイターにとって刺激となるに違いない。

この新刊の発売を記念して、ハルキ氏は出版記念のオンライン対談を開催予定だ。このイベントでは、Z世代の働き方やキャリア観について語り合うことになっており、多くのクリエイターや学生にとって貴重な機会となるだろう。将来のデザイナーたちが直面する課題と、その解決策を見つけ出すための知識を深めるうえでも、是非とも参加してみてほしい。詳細は公式サイトおよびSNSを通じて公開されている。


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