映画『落語家の業(ごう)』が京阪神で公開決定
2026年1月から、快楽亭ブラックをフィーチャーしたドキュメンタリー映画『落語家の業(ごう)』が京都、大阪、神戸の劇場で公開される。この映画は、コンプライアンスの枠を超えた独特の芸風で知られる落語界のカリスマ、快楽亭ブラックの人生と業を深く掘り下げた作品だ。
快楽亭ブラックとは?
快楽亭ブラックは、立川談志の弟子として知られ、過激な落語スタイルと共に「すべての出来事を笑い飛ばす」という精神を持つ芸人として、長年にわたり多くのファンを魅了してきた。彼の落語は、現代社会に生きる人々にとっての息抜きや、時に対抗する術でもある。
作品の内容と製作過程
映画『落語家の業(ごう)』は、快楽亭ブラックの魂の深い部分に迫るもので、監督の榎園喬介が6年半かけて制作した作品。彼は、コロナ禍で落語会が開催できない中、ブラックとともに生配信を開始するが、その内容が弟子によって問題視され、裁判に発展する。監督も訴えられる事態に直面したが、それを契機に壮大なドキュメンタリーへと膨らんでいった。
劇場公開情報
映画は2025年12月13日から渋谷のユーロスペースでの先行上映後、2026年1月9日より京都のアップリンク京都、10日には大阪の第七藝術劇場、11日には神戸の元町映画館で順次公開される。そして名古屋や沖縄、石垣島での上映も予定されている。
公開記念イベント
映画の公開を記念して、快楽亭ブラックの独演会や特別公演も開催される。
- - 大阪公演 2026年1月10日、動楽亭にて独演会を行う。料金は3000円。
- - 神戸公演 2026年1月11日、喜楽館での独演会が予定されており、前売り3000円。
- - 京都公演 2026年1月12日には拾得での特別落語会が開催され、こちらも3000円の料金で参加可能。
映画の特長
本作は、映画館の暗闇で育った快楽亭ブラックの人生を描くドキュメンタリーであり、観客に深い感動をもたらすだろう。快楽亭ブラックの言葉を通じて、彼の過去や挑戦、そして現代社会での位置づけなどが明らかにされる。
終わりに
『落語家の業(ごう)』は、ただの映画ではなく、快楽亭ブラックの生き様そのものが映し出された作品であり、多くの人々に勇気を与えること間違いなしだ。今後の公開情報やイベントについては公式サイトで随時更新されるので、ぜひチェックしてほしい。