小学生が選んだ本の王者、ヨシタケシンスケの『あるかしら書店』
本日、第5回「小学生がえらぶ!'こどもの本'総選挙」の結果が発表され、絵本作家・ヨシタケシンスケさんの名作『あるかしら書店』が見事に第4位に選ばれました。この作品は、2017年に株式会社ポプラ社から刊行されて以来、今もなお多くの読者に愛されています。世界での累計発行部数は78万部を超え、その人気は衰えることがありません。
『あるかしら書店』の魅力
『あるかしら書店』は、日常の中に夢や希望を感じさせる物語です。本の専門店「あるかしら書店」を舞台に、さまざまな理由で本を探しにやってくるお客さんたちの姿を描いています。店のおじさんに「○○についての本はあるかしら?」と問いかけると、たいてい「ありますよ!」と応えてくれる。このやりとりから、物語の奥深さと魅力が生まれています。
本屋さんの中には、月明かりの下でしか読めない「月光本」や、読書をサポートしてくれるロボット、さらには複数の本を合わせて読み解く「2人で読む本」など、想像力を刺激する素敵なアイテムがいっぱいです。これらのエピソードを通じて、読者は「本ってやっぱりいいよね」と思わず言いたくなることでしょう。
小学生からの支持を受けて
今回の総選挙では、多くの小学生たちから寄せられた選評も非常に印象的です。ある4年生の子どもは、「いろいろな面白変な話がお客さんがいるから、びっくりしました」とその驚きを表現し、5年生の子どもは「本好きな人々の思いが詰まった本だと思います」と述べています。また、6年生からは「内容が多様で読みやすい」との好評も寄せられ、まさに世代を超えた普遍的な魅力を放っています。
イベントと今後の展開
さらに、2月8日(日)から全国の一部書店では、第5回'こどもの本'総選挙のベスト10にランクインした書籍の特別フェアが開催される予定です。『あるかしら書店』も新しい帯を冠して、その姿を店頭に現します。
この「こどもの本総選挙」は、小学生たちが「好きな本」を選び、その結果を発表する場として毎年注目されています。過去5回の開催で、累計約70万人の小学生が参加し、全国約2,000店舗以上の書店で上位作品が展開されています。
著者プロフィール
ヨシタケシンスケさんは、1973年に神奈川県で生まれ、筑波大学大学院で造形を学んだ後、2013年に『りんごかもしれない』で絵本作家としてデビューしました。彼の作品は多くの賞を受賞しており、海を越えて翻訳される作品も多数存在しています。最新作には『そういうゲーム』や『まてないの』も含まれ、日々その活躍は広がっています。
まとめ
『あるかしら書店』の成功とその人気の理由は、何よりも多様な夢や思いが詰まったストーリーに他なりません。小さな書店の世界が、子どもたちにとっての魔法のような体験となっており、この物語がこれからもたくさんの人々に愛され続けることを願っています。