戦史ファン必見の内容が満載の「歴史群像」6月号
2025年5月7日(水)、株式会社ワン・パブリッシングから発売される「歴史群像」6月号には、歴史ファンや戦史愛好者にとって見逃せない特集が詰まっています。本号では、扶桑型及び伊勢型戦艦、イギリスの爆撃機コマンド、さらには毛利元就と大友宗麟の熾烈な戦いが主な焦点となっています。
扶桑型・伊勢型戦艦に迫る
第一特集では、「扶桑型・伊勢型戦艦~欧米建艦競争への『日本の回答』」と題し、これらの艦船の前身とも言える扶桑型と、後に設計が大きく改良され航空戦艦へと進化した伊勢型に焦点を当てています。扶桑型はその設計上の欠点や改修を繰り返した経緯がしばしば語られがちですが、実際には日本海軍の成熟を支える重要な役割を果たしました。これらの艦船誕生の背景や機能、そして太平洋戦争での実戦経験までを深く分析しています。
イギリス爆撃機コマンドの全貌
第二特集では、「イギリス爆撃機コマンドの戦い~ドイツ本土夜間爆撃の実態と限界」と題し、第二次世界大戦でのイギリスの戦略爆撃の形成過程に迫ります。第一次世界大戦以降、イギリス空軍がどのように戦略爆撃思想を育んできたのか、また、具体的な夜間爆撃作戦がどのように展開されたのかを詳しく解説。戦略的選択がもたらした結果についても掘り下げています。
毛利と大友の熾烈な対決
第三特集「毛利vs大友 永禄九州争乱ー立花の陣」では、関門海峡を挟んだ毛利元就と大友宗麟の壮絶な戦いに焦点を当て、北部九州における一大戦役の様相を概観します。貴族たちの利権抗争も絡んだこの争乱は、歴史上の重要なポイントとして位置付けられています。この特集を通じて、当時の権力闘争の裏側や戦略を垣間見ることができるでしょう。
さらなる企画と連載
その他の魅力的な記事として、フォークランド戦争に関する特集や、香川元太郎氏への追悼鼎談なども併載されています。連載コミックでは、宮下英樹氏による「神聖ローマ帝国三十年戦争」も掲載され、多角的に歴史を楽しむことができます。
歴史を深く味わう
「歴史群像」では、毎号20本以上の多様なテーマが取り上げられることで、古今東西の人物や事象への理解が深まります。歴史は戦いの歴史でもあり、各テーマにはそれに関連するドラマが秘められています。本号を手に取ることで、改めて歴史の魅力を感じてみるのはいかがでしょうか。
この特集が収載されている「歴史群像」6月号は、特別定価1250円で発売され、電子版もご用意されています。ぜひ、歴史の深淵に迫るこの機会をお見逃しなく。詳しくは
公式ウェブサイトでご確認ください。