台湾のコンテンポラリーダンスが横浜に登場
2023年12月13日、神奈川芸術劇場にて、台湾の名門ダンスカンパニー、クラウド・ゲイト・ダンスシアター(雲門舞集)の最新作『WAVES』が初めて日本で公演されます。これは、著名な振付家であり芸術監督のチェン・ゾンロンと、音楽家でプログラマーの真鍋大度がタッグを組んだ作品です。約50年の歴史を持つクラウド・ゲイト・ダンスシアターは、伝統的な要素を保ちながらも、革新的で新しい視点を持った作品を常に発表し続けています。
『WAVES』の魅力
『WAVES』では、身体から発せられる動的なエネルギーという波の概念を探求し、ダンス、音楽、映像が融合した世界を展開します。このコラボレーションにより、“見えない身体を想像する”という新たな身体感覚が生まれ、観客を驚きと感動の渦へと引き込みます。
2023年に初演を迎え、早くも2024年のヴェネチア・ビエンナーレ(ダンス部門)で評価を受けているこの作品をお見逃しなく。芸術が持つ力強さと美しさを感じる機会です。
公演の詳細
公演情報は以下の通りです。
- - 日時: 2023年12月13日(土)15:00開演
- - 場所: KAAT 神奈川芸術劇場 <ホール>
- - チケット料金:
- 一般: 5,500円
- U-25・ダンサー割: 3,000円
- 高校生以下: 1,000円
- 当日: 6,000円
チケットの予約は、チケットかながわやチケットぴあ、YPAMウェブサイトから可能です。ただし、U-25・ダンサー割、高校生以下のチケットは前売りのみ販売され、身分証明書の提示が必要です。特に興味深いのは、託児サービスも用意されており、未就学児の入場は不可ですが、一定の条件での託児が可能です。
芸術監督とコラボレーターの紹介
チェン・ゾンロンは、2020年にクラウド・ゲイトの芸術監督に就任し、以来、国内外で評価される作品を次々と発表しています。特に、彼の振付による『十三声』や、シガー・ロスとのコラボ作品『Lunar Halo』などが話題となっています。
一方、真鍋大度は、音楽家としての経験を持ち、テクノロジーと身体表現を融合させることで知られています。ジン音楽の創作において強い影響を与え、数々の著名アーティストと共演してきました。『WAVES』においても、彼の独自の視点が色濃く反映されています。
終わりに
クラウド・ゲイト・ダンスシアターのパフォーマンスは、毎回新しい体験を提供してくれます。『WAVES』はダンスとテクノロジーが交わる、新たな境地を切り開く作品として期待されています。ぜひとも多くの方にその目撃者になっていただきたいと思います。
公演概要は以下のリンクからも確認できます。
また、他の公演スケジュールも合わせてご確認ください。---
- - 京都公演: 12月17日(水)19:00開演 @ ロームシアター京都
- - 北九州公演: 12月21日(日)15:00開演 @ J:COM 北九州芸術劇場
このユニークな体験を通じて、ダンスの可能性を広げる、クラウド・ゲイト・ダンスシアターの『WAVES』をお見逃しなく!