日販グループ、ファミワンと連携し福利厚生動画を提供

日販グループ、ファミワンと連携し新しい福利厚生動画を提供

日販グループホールディングス株式会社が、法人向けの福利厚生サポートとして株式会社ファミワンと協力し、従業員向けの研修動画を追加しました。この取り組みは、従業員の生活の質を向上させることを目的としています。提供される研修動画は「親の認知症にどう向き合うか？早期発見と対応の基礎知識」、「介護がスタートするときにすることは？」、そして「パフォーマンスを発揮するためのヒント〜睡眠と自律神経〜」の3つのテーマから構成されています。

専門家による解説

これらの研修動画は、経験豊富な専門家によって制作されています。「親の認知症にどう向き合うか？」に関しては、理学療法士の戸塚満久氏が早期発見や対応の基本について分かりやすく解説しています。介護の始まりに役立つ知識や心の持ち方についても触れ、参加者が実践的な知識を取得できる内容となっています。

また、「パフォーマンスを発揮するためのヒント」では、公認心理師・臨床心理士の戸田さやか氏が睡眠の重要性や質を向上させる方法について語っています。これにより、従業員は健康な職場環境を維持しながら、仕事のパフォーマンスを向上させるための知識を得ることが可能です。

福利厚生サービス「ファミワン」の特徴

ファミワンは、専門家のセミナーや研修を通じて従業員の健康リテラシーを向上させることに力を入れている企業です。福利厚生サービスは、組織全体の風土づくりと個別サポートの二つの軸から成り立っています。従業員はオンラインで専門家との相談が可能で、匿名性が保たれているため、自分の健康や心の悩みを話しやすい環境が整っています。

その結果、従業員の満足度が向上し、早期に問題を相談しやすくなることで、課題に対する思考の整理や健康な行動への変化が促されます。そして、全ての従業員を対象に行うセミナーでは、正しい健康情報を周知徹底することができます。このアプローチにより、特に女性従業員の健康問題に対して周囲の理解を深めることができるのです。

幅広い導入実績

ファミワンは2018年から法人向けの福利厚生プログラムを提供しており、すでに小田急電鉄やTBS厚生会など多くの企業に導入されています。また、ANAやソニーなど大手企業へのセミナーも実施されており、そのサービスは自治体にも広がっています。今後はより多くの企業や自治体がこのような支援を活用し、従業員と地域住民の幸福度を高めることが期待されます。

結論

日販グループの福利厚生サービスにおける新たな試みは、従業員がより健康で幸福な生活を送れるよう支援するとともに、組織の体質を改善していくものです。ファミワンの専門知識を活かしたこの取り組みは、多くの企業が知見を得る手助けとなるでしょう。これからも、日販グループとファミワンの連携による新たな施策が期待されます。