ABEMAで楽しむ！古家正亨が語る『トンイ』と『トッケビ』の魅力

ABEMAでの全話無料配信

新しい未来のテレビ「ABEMA」では、2023年8月に全話無料で配信される韓国ドラマが注目を集めています。特に話題の作品は『トンイ』と『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』の2つ。これらの作品は、韓国ドラマの中でも特に人気と評価が高いレジェンド的なタイトルです。今回は、韓国大衆文化の専門家であり、ラジオDJやイベントMCなど幅広い分野で活躍する古家正亨さんに、これらの作品の魅力についてお話を伺いました。

『トンイ』の魅力

まず『トンイ』についてですが、古家さんはこの作品をいつ頃観たのでしょうか？彼によれば、主演のハン・ヒョジュさんと何度か仕事をした関係で視聴したとのこと。彼は当時、韓国ドラマにまだ免疫がなく、仕事のために観ていたと語っていますが、作品を観終えた後には素直に「面白かった」と周囲に勧められるほどの満足感を得たそうです。

このドラマの特に印象に残っている部分は、後半の親子関係です。トンイが英祖の母親として描かれる様子が丁寧に描写され、韓国の歴史ドラマとの深い繋がりを感じることができる点が魅力だと古家さん。歴史ドラマならではのラブ要素もありますが、彼はあくまでも親子の絆に惹かれたとのことです。

ストーリーの深さ

また、韓国ドラマには他作品との繋がりがあり、同じ登場人物が違う作品に登場することも魅力の一つです。古家さんは、歴史ドラマに父母の繋がりがしっかりと描かれていることに感動を覚えたと言います。このような構成が、韓国の歴史的背景を理解する手助けにもなるのでしょう。

『トッケビ』の評価

続いて『トッケビ』についてですが、古家さんはこの作品を「スタンダード」と表現しています。ラブコメや転生、歴史といった多様な要素が組み合わさり、まさに“ザ・韓国ドラマ”といった印象です。特に、韓国版と日本版のビジュアルイメージの違いについても言及されました。韓国版は水墨画風で渋い印象がありますが、日本版はより明るく華やかなデザインに仕上げられているそうです。

古家さんは、このビジュアルの違いが当時のDVD全盛期におけるマーケティング戦略の一環であったと指摘します。しかし、結局は作品の質そのものが評価されるようになり、彼は「トッケビ前・トッケビ後」でラブコメの定義が変わったと感じています。

最後におすすめしたい

この機会に『トンイ』と『トッケビ』をまだ見たことがない方には、ぜひ見てみることをお勧めします。特に『トッケビ』は、初見の方にも非常に受け入れられる内容になっています。作品を通じて、多くの人に愛される理由が納得できるはずです。加えて、OSTも素晴らしいので、視聴後にはその音楽も楽しんでみてください。ABEMAの全話無料配信は8月31日までなので、このチャンスをお見逃しなく！