弦楽五重奏の魅力
2025-05-23 10:56:10

コントラバスを堪能!現代音楽の新たな可能性『五絃の追憶』が開催

コントラバスを含む弦楽五重奏の魅力が満載!



2025年7月8日、杉並公会堂 小ホールにて『五絃の追憶 — 日本の弦楽五重奏』が開催されます。この公演では、現代日本の優れた作曲家たちの作品が集結し、コントラバスを含む弦楽五重奏の新たな魅力を探求します。

日本の弦楽五重奏の可能性



弦楽五重奏において、コントラバスの役割はこれまであまり注目されてきませんでしたが、近年、日本の現代音楽の作曲家たちはこの編成に新しい解釈を加え、斬新な作品を数多く生み出しています。『五絃の追憶』では、そうした作品を通じて、聴衆に新しい音楽体験を提供します。

注目の作品と作曲家



公演の目玉の一つとして、2023年に逝去した下山一二三の「エキソルシズム」が演奏されます。この作品は、彼の弦楽器による作曲技法の確立に寄与する重要なもので、その芸術性は現代音楽を愛する者にとって必見です。また、2024年に亡くなった安達元彦の「コンチェルタント」は、彼がフォークソングや民謡に活動の幅を広げる過渡期に作られたもので、彼の音楽的変遷を感じることができる作品です。

さらに、中川俊郎によるチャイコフスキーへのオマージュ作品「チャイコフスキヤーナ」の再演も楽しみな一幕となっています。中川の独特なスタイルで表現されたこの作品は、聴衆を魅了するでしょう。加えて、現代音楽の新星佐原詩音や、第32回芥川也寸志サントリー作曲賞を受賞した波立裕矢の委嘱作品も演奏予定です。

演奏者の顔ぶれ



この特別なコンサートを演奏するのは、クラシックと現代音楽に精通した実力派の5人の奏者です。
  • - ヴァイオリン:花田和加子、松岡麻衣子
  • - ヴィオラ:甲斐史子
  • - チェロ:下島万乃
  • - コントラバス:近藤聖也
彼らの卓越した演奏技術によって、五重奏の魅力が一層引き立てられます。

開催情報



日程:2025年7月8日(火)
開場:18:30
開演:19:00
会場:杉並公会堂 小ホール(東京都杉並区上荻1-23-15)
チケット料金:一般3000円、学生1000円(全席自由・税込)

チケットは、カンフェティにて発売中です。詳細情報や購入手続きは、こちらのリンクからご確認ください。

現代音楽の新たな局面を体感しに、是非『五絃の追憶』に足をお運びください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


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