株式会社Carry OnとSANKO MARKETING FOODSが業務提携を発表

株式会社Carry On（東京・渋谷区、代表取締役：高田樹）は、株式会社SANKO MARKETING FOODS（SMF社、東京・中央区、代表取締役社長：長澤成博）との業務提携基本合意を発表しました。この提携は、両社がそれぞれの強みを持ち寄り、食や水産業に関連する事業の発展を目指すものであり、地域活性化にも貢献することを目指しています。

業務提携の目的

Carry OnはSNSを通じて食や水産業に関わる情報発信を行っており、特にYouTube、Instagram、TikTokなどを活用したマーケティングに注力しています。これにより、食料自給率向上やフードロス防止、地方創生といった社会的課題に取り組んでいます。一方、SMF社はされている「とるうるつくる全部、SANKO」というスローガンの下、漁業から加工、流通・販売に至るまでの一貫したサプライチェーンを構築し、全国各地の生産者や市場と連携して地域の活性化にも力を入れています。

提携の内容

この業務提携における具体的な内容は多岐にわたります。まず、Carry Onが愛知県常滑市に展開予定の「きまぐれクック」監修の鮮魚店併設型飲食店に対して、SMF社が人材派遣や運営受託、店舗運営に関するノウハウを提供します。

また、両社は共にふるさと納税事業の推進にも取り組む予定です。SMF社が持つ漁獲物を通じたブランド強化にも力を入れ、特に金目鯛などの魚介類を使用したプロモーションをCarry OnのSNSを通じて実施することが計画されています。

さらに、SMF社店舗でのYouTubeクリエイターとのコラボメニューの展開も視野に入れ、新商品の共同開発も行う意向です。これにより、視覚的で魅力的なコンテンツを通じて消費者の理解を深め、購入意欲を高めることを狙っています。

両社の背景

株式会社Carry Onは、2021年に設立されたクリエイターマネジメント企業であり、YouTubeを軸に多様なインフルエンサーと共にプロモーション活動を展開しています。数多くのタイアップ実績を背景に、クライアントに対する最適な提案を実施し、効果的なマーケティングを実現しています。

一方、SANKO MARKETING FOODSは1977年に設立され、飲食業界と水産業に焦点を当てた事業を展開しており、特に除菌や清掃事業、自社ECサイトの運営にも取り組んでいます。