概要
セルシスが主催する「モチコミonline」は、漫画家を目指す方々がオンライン上で編集部に自身の作品を持ち込むことができるイベントです。3月8日に行われた第6回は、96の編集部や団体から191名の編集者が参加し、規模の面でも過去最大となりました。
モチコミonlineの意義
このイベントは、遠方に住む方や多忙な日常を送りながらも漫画創作に挑戦したい方々にとって、非常に有益な機会です。商業連載や短編の掲載に繋がるチャンスが得られるだけでなく、普段は出会えない編集者との貴重なマッチングの場でもあります。
例えば、新たに連載が始まった「嫌いな同期のハズなのに!」は、このイベントを通じて商業誌デビューを果たした作品の一つです。
第6回の参加者の評価
「モチコミonline」の全体的な評価は非常に高く、編集者からは87.8%、持ち込み希望者からは79.5%が「非常に満足している」または「やや満足している」との結果が出ました。この結果からも、多くの参加者が積極的に交流し、新たな可能性を感じていたことがうかがえます。
成果と印象
持ち込み希望者から寄せられた評価では、様々なジャンルにわたる成果が報告されており、特に「楽しくマンガを描けるようになった」という声が目立ちました。具体的には、「自分の強みと弱みを教えてもらえた」といったコメントがあり、多くの参加者が自らの創作に対する理解を深め、次なる挑戦に向けたモチベーションを得たようです。
編集者とのマッチング
また、編集者の側でもマッチングした作品への熱意を持ち、参加者たちとのコミュニケーションを大切にし、アドバイスを行っています。例えば、花丸漫画のウサ村さんやGANMA!のK野さんからは、具体的な改善点や作品の魅力を伝えることで、自信を持って創作活動をする手助けをしているとのことです。
今後の展望
次回の「モチコミonline」は2025年6月頃に予定されており、すでに多くのクリエイターからの注目が集まっています。オンラインであれば、地域や時間に関係なく、多くの編集者との交流を実現できるため、今後も大きな可能性が広がっていくことでしょう。
このように、「モチコミonline」は漫画家志望者たちにとって、未来への扉を開く重要な場となっています。参加希望者は、ぜひ登録をお勧めします。
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モチコミonline)