映画『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』制作決定
この度、独自の視点で描かれる新たなゾンビ映画『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』の制作が発表されました。パンデミックが終息した世界で唯一理性を持つ「半ゾンビ」を主人公にするという斬新なストーリー。主演には俳優の芳村宗治郎、監督には今若手の新鋭、太田えりかが抜擢されました。
制作背景と新プロジェクト
本作は、メディアミックス・ジャパン(MMJ)が展開するプロジェクト「M CINEMA」の二作目として位置づけられています。第一弾作品『V. MARIA』が好評だったことを受け、さらに新しい挑戦として制作されます。このプロジェクトは、映像制作の若手社員に映画企画をプロデュースする機会を提供し、クリエイティブな才能を開花させる目的があります。
今回の企画は、普段は俳優のマネージャーを務める柳沢太介と、特にB級映画に情熱を持つ太田えりかによって共同で発案されました。柳沢プロデューサーは、自身の映画体験から、観客に「観ちゃいけないものを観た感覚」を味わってもらいたいと願っています。
ストーリーの概要
本作の主人公、新宮龍馬(しんぐう・りょうま)は、半ゾンビとして普通の会社員生活を送っていました。平和な日常にひたっていた彼は、あるインターン生、羽座目(うざめ)を噛んでしまったことで、再びゾンビパンデミックが発生します。しかし、内気な性格の彼は、なかなか行動を起こすことができません。
そのような状況の中で描かれるのは、ゾンビ映画にありがちな「ホラー」という印象とは逆に、コメディ要素を加えた「ブラックコメディ」です。観客に「ゾンビあるある」を楽しみながら、幅広い年齢層にアプローチすることを目指しています。
監督と主演の思い
初メガホンの太田えりか監督は、ゾンビ映画を通してこのジャンルを日本で広めたい熱い思いを語っています。「自分にしか撮れない映画を形にして、観てくださる皆様に『面白い!』と思っていただける作品を届けたい」と意気込みを示しています。
一方、主演の芳村宗治郎は、ゾンビ役への挑戦について「ワクワクしています! コメディ全開な世界観に半ゾンビの主人公が共存するのは非常にユニークな試みだと感じています。」とコメント。また、この役を通じてコメディの自由さや楽しさを伝えたいという意気込みも見せました。
映画の公開予定
この新作映画は、2026年春に公開予定です。若手監督と俳優陣による新たな可能性に満ちた『ゾンビ1/2 〜Right Side of the Living Dead〜』は、観客に新たなエンターテインメントを提供すること間違いありません。ぜひ、多くの人に足を運んでいただきたい作品です。