待乳山特別記念祭
2025-09-10 13:32:23

歴史と文化を体感しよう!待乳山の特別記念祭に注目

浅草の歴史と文化が出会う特別な2日間



2025年9月19日(金)と20日(土)、浅草の待乳山本龍院にて「待乳山開山会 聖天まつり特別記念祭」が開催されます。このイベントは、推古天皇の時代から続く待乳山聖天の歴史と、地域文化を皆で楽しもうという思いからのもので、暗いニュースが多い昨今に日本に活力をもたらすことを目的としています。

霊山の歴史と聖天様との出会い



待乳山本龍院は、推古天皇の時代、地中から湧き出た霊山として知られています。霊山が誕生した際、天から金龍が降り立ち、この土地を守護しました。その後、夏に起こった大艱難に際し、十一面観世音菩薩が現れ、大聖歓喜天となって民を救ったという伝説があります。この聖天様の伝承は、多くの信者にとって心の支えとなっており、今回の祭りではその由来を体感できる貴重な機会です。

イベントの見どころ



1. 金龍の舞の復活



イベントの盛り上がりを見せる「金龍の舞」が、特別に聖天町に登場します。金色に輝く約18メートルの龍は、30年ぶりの舞となり、迫力満点な演技を見せてくれます。午前中の大法要の前には、僧侶たちと一緒に本堂の周囲を回り、午後は大行列の最前列に位置して舞を奉納します。この伝統的な舞は訪れる人々を魅了することでしょう。

2. 迫力の梯子乗り



山谷堀広場では、鳶頭による「梯子乗り」が披露されます。高約6.3mの梯子の上で、受け継がれてきた伝統的な技が披露され、見る者を圧倒します。現代においても息づく江戸の技術と情熱を感じることができます。

3. 伝統の纏振り



江戸の町火消し第五区による「纏振り」も見逃せません。重さ約20kgの纏を振る姿は、力強く、見る者に江戸っ子の誇りを伝えます。「木遣り道中」と共に行われるこのパフォーマンスは、伝統を受け継ぐことの重要性を教えてくれるイベントとなるでしょう。

4. 浮世絵展



祭り初日の9月19日には、「名刹待乳山聖天と江戸の活力- 浮世絵展」が開催されます。江戸の著名な絵師たちによる浮世絵が展示され、昔の浅草の賑わいを感じる貴重なチャンスです。江戸時代の文化を身近で感じられる絶好の機会です。

開催概要とスケジュール



  • - イベント名: 待乳山開山会 聖天まつり特別記念祭
  • - 開催日: 2025年9月19日(金)、20日(土)
  • - 開催場所: 待乳山本龍院、聖天町周辺、山谷堀広場
  • - 主催: 待乳山本龍院
  • - 共催: 聖天町会

スケジュール(9月19日・20日)


  • - 9月19日
- 09:30 浮世絵展開催
- 17:30 お堂上げ
- 18:00 御霊入れの儀
- 18:30 聖天様本堂前安置

  • - 9月20日
- 09:00 お堂下げ
- 10:30 待乳山聖天開山会
- 12:00 大行列・渡御発進
- 13:30 山谷堀広場到着
- 14:45 帰着(終了御霊返しの儀)

この記念すべき祭りに参加し、浅草の文化と歴史を共に味わいましょう!


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